現在、日本人の約65%の人たちが必要回数のワクチン接種を終えているそうです。
私たち中高齢者の接種が済むのを待ってくれていた若い人たちの接種もこれから進むでしょうから、いよいよウィズコロナの時代となりそうです。
ワクチンを打ったらマスクはいらない?
海外の映像を見てみると、もうほとんどの人がマスクをせずに街なかを闊歩したり、スタジアムで周囲と肩を寄せ合い大声を出して応援していたりします。
つまり、完全に元の日常生活に戻っている訳です。
一方、日本ではまだ多くの人がマスクをしていますし、お店でも大抵、入り口にマスク着用を求める張り紙が貼ってあります。
まだ、ワクチン接種率が100%でないから、という理由かもしれませんが、確かにスーパーなどでマスクをしていない人がいると、どうしても避けてしまいますね。
本人は2回の接種を終えて大丈夫と考えているのでしょうが、本人がウイルスに対抗できたとしても、人に感染させる側になる可能性は十分に残っているので、外すのは早計でしょう。
ちなみに厚生労働省のホームページでは、ワクチン接種後もマスクが必要なのかという質問に対して
ワクチンを接種することで、接種した人の発症を予防する効果だけでなく、感染を予防する効果も示唆するデータが報告されています。しかしながら、その効果は100%ではないため、引き続き感染予防対策を継続していただくようお願いします。
具体的には、「3つの密※」の回避、マスクの着用、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行などをお願いします。 ※密集・密接・密閉
と回答しています。
現時点の私
私の場合、外出する際は必ずマスクを装着しています。
これは、早朝の散歩や登山・キャンプの時も同様です。
ほぼ毎日、午前5時ころから散歩をしており、同じように散歩をしている方とすれ違いますが、ほぼ100%の人がマスクをしていません。
新鮮で気持ち良い空気を吸うために散歩している訳ですから、当然といえば当然ですね。
私も周囲に人がいないときはマスクをずらし鼻と口を露出させて新鮮な空気を楽しんでおり、先の方に人が見えた時だけ正しく装着するのですが、もしかすると『何でこいつは人気の少ない所でマスクをしているんだ』『目の前でマスクを装着するなんて失礼な奴だ』と心のなかで非難されているかもしれません。
マスクが装着できない方への理解を
触覚・嗅覚等の感覚過敏の方、皮膚の病気や呼吸器の病気をお持ちの方などにとって、マスクやフェイスシールドが装着できない方も多くいるとのことです。
自治体によっては、マスクを使いたくても使えないことを周囲に伝えるカードやバッジを配布しているところもあるようですが、こういった物が普及して、世間にしっかり認知されることを願います。
ちなみに、こちらは松戸市が配布しているカードです。
(画像は松戸市のホームページのものです)
併せて、ワクチンを打ちたくても打てない人への理解も大切です。
同じく構成労働書のホームページには、『ワクチンの成分に対してアナフィラキシーなど重度の過敏症の既往歴のある方は接種ができない』と記載してあります。
ワクチン接種済みの人だけを対象に、店舗内に入ることができたり、海外渡航が認められる流れとなってきていますが、打てない人へのケアもしっかりしてもらいたいですね。
今後はどうするか
ワクチン接種は住みましたが、とりあえず今後もマスクは使い続けます。
やがて治療薬も開発されるでしょうし、今後の実証実験によってワクチンさえ打っていればマスクは不要という結果が出るのを待ちたいと思います。
なお、コロナ禍のニュースばかりで目立ちませんが、やがてインフルエンザが流行するシーズンを迎えます。
報道では、コロナ禍でのマスクや手洗いの励行、国内外への渡航者の減少により流行が抑えられているとのことですが、油断はなりません。
インフルエンザのワクチン接種も早めに済ませたいと思います。
早まった?
先述しましたが、私は既にファイザー製のワクチン接種を2回終えています。
3回目も接種すると思います。
そして、最近、治験情報を見ていたところ、国内製造ワクチンを2回接種して経過を観察するという治験の募集が行われていました。
その報酬が30万円超。
うむ・・・ワクチンをタダで打ってもらえる上に30万円超をGET・・・。
お勧めはしませんが(もちろん自己責任ですよ!!)、何でもお金になる時代なんですね。
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