人気絵本作家が日々どんなことを考えているのか分かります!
著者と本書のご紹介
本書の著者は、ヨシタケシンスケさんです。
これまで、『ものは言いよう』、『りんごかもしれない』などをご紹介してきました。
それらの著者のエッセイ集のような感じです。
著者はSNSなど(多分)やっていないようですが、公式サイトがあるので興味を持たれた方はそちらをどうぞ。
その公式サイトによれば、現在著者の大規模展覧会が広島で開催されているようです。
コロナ対策として先着順の整理券配布による入館制限が実施されているようなので、公式サイトを確認してください。
本書です。
本書を読んでなるほどと思った箇所
本書を読んでなるほどと思った箇所を抜粋すると
・自宅以外のトイレ~蓋やノブの一番きたなくない部分ってどこだろう?
・自分を甘やかす~「明日やるよ。すごくやるよ。」
・できないことをどんどんつぶして、できることを増やしていくことをせず、できないものをそのままにするっていう覚悟の決め方
・選択肢が狭ければ狭いほど、制限される条件が多ければ多いほど、クオリティがあがるタイプもいる
・部屋の掃除の仕方を発明~まず1番大事なものを捨てちゃえばいい。そうすれば残っている他のものが、すべてどうでもよくなるはず
・突然の変化への恐怖~もし、そうなったら、そういうものをつくればいいだけだよ。
といったところです。
デザインが楽しいエコバッグです。丈夫で防水とのこと。普段は小さく収納できるようです。
本書を読んだ感想
面白かったです。
人気の絵本作家が色んなことを考えていることが分かり、とても楽しめました。
なお、この記事を書いている合間にヤフーニュースを見ていると、「紙の出版物の販売が落ち込む中、絵本の売れ行きが好調」との記事がありました。
その記事に出てくる人の分析によると、好調な理由のひとつに「大人も楽しめる新世代の人気作家が次々に登場したことも背景にある」として、本書の著者の名前が挙げられていました。
もう人気絵本作家界を代表なんですね!
そして本書のさいごに著者も勧めていますが、「自分が面白いと思ったものを何かの形で記録に残す」というのは確かにいろいろと便利そうですし試してみたいと思います。
スケッチで、写真で、俳句で、SNSで、録音で、油ネンドでなど記録に残す形式によって記録できるおもしろさのタイプが違うみたいですし、どんな形式でも記録を始めると「自分の担当物件(スケッチ派、写真派など)以外のおもしろさ」が世の中にたくさんあること見えてくるそう。
私も散歩の途中などで、たまに気に入った花などをスマホのカメラで撮ることがありますが、おもしろい物事をさがすためにもっとアンテナを張ったり広げたりしたいと思います。
次はこちらを読む予定です。皆さんもいかがですか?
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