炊飯器に「玄米」モードがなくても炊けるそうなので、今度試してみます!
本書のご紹介
本書の著者は、山田剛さんと草野かおるさん。
監修として、ふるさと村・自然食養学会主宰の秋山龍三さんの名前があります。
ふるさと村・自然食養学会については、ホームページを参照して下さい。
コロナ禍のため現在、宿泊プランは中止になっているようですが、「食養体験ランチ」を試せるコースがあるようです。
1500円とのことですが、この価格なら一度試してみたいですね。
興味のある方はどうぞ。
本書です。
本書を読んで参考になると思った箇所
本書を読んで参考になると思った箇所を抜粋すると
・食べることは、生きるための絶対条件であると同時に寿命も縮めている
・いい食事と、小食と、よく噛むことが、自らできる命を長らえる手段
・食養ごはんの基本は「玄米、味噌汁、梅干し、漬物」で、これに「旬の緑野菜、根菜類、海藻類」を中心とした副采を加える
・からだが不調に陥る要因~「肉・油・砂糖の過剰摂取」「添加物・薬品の大量摂取」「よく噛まない+食べすぎ」「体温の低下」
・10時と18時の1日2食が基本
・先ずは調味料は何も加えず、そのままの素材を味わい、少しずつ塩を加えておいしいと感じるポイントを見付ける
・味わう順番~「生」→「蒸す・茹でる・焼く」→「調味料を使う」→それでも美味しくなければ「だしの旨味を加えて煮る」
・基本の出汁汁~「コンプ」「干しシイタケ」「コンプ+干しシイタケ」を水に浸けておくだけ
・だし汁~朝使うなら前日の夜から、夕方使うなら当日の朝から浸けておく
といったところでしょうか。
本書はレシピがメインであり、これは良いと思うレシピも多数ありました。
今回紹介している本は実践編のレシピ集なので、理論編であるこちらを先に読んだ方が良いのかも。
本書を読んだ感想
第1章で食養ごはんとはどんなものか記されていますが、詳しく知りたい方は、上にもリンクを張りましたが、【「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村のからだを整える「食養術】を先に読んだ方が良いかと思います。
第2章からは、「基本の食養ごはん」「春の食事」「夏の食事」などとレシピの紹介がされるのですが、出てくるのはほぼ野菜。
たまに豆腐が出てきますが、肉や魚は卵は全く出てきません。
なので、私の感覚では「メインのおかずがないし、これで満たされるのだろうか」と不安にも感じてしまいました。
ところが、第2章以降の扉の写真を見ると、玄米ご飯と味噌汁の周りに色鮮やかで美味しそうな野菜の小鉢がいくつも並び、さらに梅干しと漬物があるので、確かにこれで十分というか、もはや贅沢というレベルなのです。(「秋の食事」の写真には中央に魚の干物がデンと鎮座していますが)
その野菜のレシピが本書に記されているのですが、その数の多いこと!
しかも、どれも完成までの工程がそれほどありません。
そうなると・・・どれだけ良い素材を使うか、良い出汁を使うか、良い調味料を使うか、手間を掛けるかが問題となります。
野菜などの素材はできれば生、次に蒸したり茹でたりし、まだ駄目なら調味料を加え、いよいよ駄目なら最終手段で旨味を加えて煮込むことが推奨されているので、素材や出汁、調味料にはこだわりたいところ。
出汁は半日水に浸けるだけですし、調味料も原材料にこだわれば値段が多少高くても安心感と美味しさが得られます。
私を含め、何品も用意できる時間もお金もない方もいるかと思いますが、食養ごはんで健康な体を得て医療費が抑えられるのなら結果的にお得です。
とりあえず、「食養体験ランチ」を試したいのですが、ふるさと村は静岡県ですか・・・遠いですね。(;^_^A
どなたか「食養体験ランチ」を体験済みの方、「食養ごはん」を実践中の方、その感想や効果を教えて下さい!
こちらも食養ごはんの実践編です。
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