ひとむかし以上前の本ですが、得るものはあるでしょう。
本書のご紹介
本書の著者は、あらかわ菜美さんです。
著者紹介文をみると、時間デザイナー、ライフデザイナーという肩書が出てきます。
調べてみると、「時間簿」というものを考案した方で、ウィキペディアにも記載がありました。
なお、「時間簿」というワードについては、他の方も同じワードでオリジナルの時間管理術を考案しているようです。
↓ 本書の出版は2008年ですので14年ほど前になり、アマゾンアソシエイトではリストに出てきませんでしたので、時間簿の活用を紹介する本のリンクを貼っておきます。30円だそうです。
本書を読んで参考になった箇所
本書を読み、参考になると思ってメモした箇所を抜粋すると
○ただでもらうのをやめると、部屋がごちゃごちゃしないし、イライラせずにすむ
○テーブルの上にものが何もないと、びっくりするほど部屋がスッキリして広く見える
○片付けの法則~「元に戻す」「捨てる」
▷戻す場所がいっぱい、捨てるか迷う→一旦「迷い袋」に入れ、ある程度経っても片付かない、迷い続けている場合は処分する
○朝のミネラルウォーター(常温)と果物がおすすめ
○バタバタするなら予め用意しておく~朝食は前夜に準備、夕食作るの大変なら朝に下ごしらえ
○充実感がない日~トイレ掃除、ボタンのほつれ直しなど嫌なこと、面倒なことを1つでもやって、1日を無駄にしなかった証拠を残す
○ミネラルウォーターを霧吹きに入れて寝室など部屋中に吹きかけると浄化されて熟睡できる
○よく使う台所用具(菜箸、スプーンなど)は出しっ放しが一番便利できれい
○テーブルが生活の基本~テーブルをきれいにすると周囲に波及する
▷片付いたテーブルに美しいものを置けば美的感覚が磨かれ、勉強の教材を置けば勉強したくなる
といったところです。
本書を読んだ感想
特別、目新しいとか斬新というアイデアはなかったと思います。
ただ、結局斬新な提案があってもなかなか生活に取り込めるものではないですし、やはり本書に記載されたような、これまでやったほうが良いと言われ続けてきた、「物は使ったら元の場所に戻す」、「無駄な寄り道や衝動買いを控えて時間とお金の浪費を防ぐ」などを忠実にこなすのが最も近道なのでしょう。
本書では生活や部屋の中心となるテーブルに重きが置かれていました。
テーブルではないですが、確かに私の部屋もコタツが鎮座して大きな面積を占めています。
そして、そのこたつ台を見ると、パソコン、日記帳、レシート、ICカードリーダー、図書館から借りている本、寒い時用の軍手(暖房がこたつしかないので、寒さがキツイと手がかじかみます)などで埋め尽くされています。
なるほど、この状態では気持ち良い生活を送れないと指摘されても文句が言えません。
大きな、急激な変更ではなく、まさに本書のタイトルのとおり、「ちいさな実行」が重要なのだと理解できました。
↓ 残り時間が少なくなりましたし、明日にでも事件事故に遭遇するかもしれません。時間は限られたものという大事なことから目を逸らさないようにしなくてはいけませんね。
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