長生きリスクなど吹き飛ばしたいですね。
著者のご紹介
本書の著者は吉沢久子さん。
1918年生まれで、日本初の家事評論家だそうです。
101歳まで長生きされたようで、著書も相当な数ありますね。
学ぶことも多くありそうです。
本書(単行本)です。Kindle Unlimited会員なら無料で読めるようです。
本書を読んで参考になると思った箇所
本書を読み、参考になると思った箇所を抜粋すると
・1人暮らしなので少しくらい無理をしても自分のことは自分でやる
・これはできるけど、あれは無理と範囲を決め、できることは必ずやるようにする
・家の中をバリアフリーにしても外に出ればバリアばかり~自分の能力を知り緊張感を持って暮らす
・台所にいる時は音のならないやかん、台所にいない時は音のなるやかんを使い分ける
・自分の中に「すべきこと」があるなら、「好きなこと」よりも先に取り組んだ方がいいかも
・認知症にならないためには料理~工程、段取りなどでしっかり頭を使う
・不足は頭を使い代用品を探して補う~戦時中、1週間の野菜の配給が細い大根5センチしかなかった
・欲望のままに暮らすのではなく、大事なものが何かを見つけ出す。それこそが生活文化。
・コツコツ働いて、いらないものや余分なものは買わず質素に暮らす
・あれこれ先を心配するより、先ずは健康でいることをいちばんに考えるべき
・自分を一定以上のことろに置かず、何でもしようと踏み出す勇気があれば、どんな時代も食べていける(今の生活レベルを落とせないと不安にならない)
・義理は背負わず、好きでなければ断り、好きなことは一生懸命やる
・いつまでも働いていけるからだを作っておくことが大事~メンテナンス
・怖い思いも不安も「仕方がない」で切り抜ける
・頼りとする人物に全てを任せる書類を書く(成年後見制度?)、口座預金もその人物が引き出せるようにしておく、延命措置も不要と言っておく
といったところです。
著書が101歳で亡くなられた後に、過去の著書から抜粋したものをまとめたもののようです。(違ってたら済みません)
本書を読んだ感想
本書はインタビュー形式で、その内容を編集部がまとめたもののようです。
個人的には、どんな生活スタイルなのか、毎日どんな食事をとっているのか、衣類や日用品などはどれだけ所有しているのかなど、いつまでも元気で暮らしている人の、より具体的な日常を知りたかったのですが、どちらかというと精神論がメインという内容でした。
読んだ感想ですが、ある程度の年齢に達したら、努力と割り切りが大切だとよく分かりました。
・やるべきこと、やれることはしっかりやり、できなくなったことは諦める
・気乗りしない義理事は断り、好きなことを一生懸命やる(「もう年だから・・・」「体調が・・・」という言い訳の有効活用)
など、年齢とともに考え方も変えていった方が良いのですね。
また、上記していますが、音のなるやかんは大事です。
私は以前、やかんを火に掛けたことを忘れてしまい、やかん自体が溶けてしまう事故がありました。
幸い、その他の損傷はなかったので助かりましたが、運が悪ければ・・・用心しましょう!!
あとは、やはり何より健康が一番だと再確認できました。
といいながら、著者は厳しい節制だけを科すのではなく、時には食べたいものをしっかり食べていたようです。
このあたりのバランスが長生きの秘訣だったのでしょう。
とりあえず、日々の調理は認知症予防にも有効のようですので、できるだけ自炊を頑張っていこうと思います。
ただ、毎日、1食は袋麺を食べている習慣は見直さないといけません! (;^_^A
97歳のときの著書のようです。これだけ生きてきて分かった「ほんとうの贅沢」とはどんなものなのでしょうね?
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