前作がとても良い内容でしたので続編を読んでみました。
本書のご紹介
本書の作者は矢部太郎さん。
以前、『大家さんと僕』をご紹介しましたが、本書はその続編となります。
出てくるのは矢部さんと、矢部さんが間借りしている家の大家さん。
この大家さんは、好きなものが「新宿伊勢丹」「NHK」「羽生結弦」という上品なおばあさんです。
本書(キンドル版)です。
本書を読んだ感想
読み終えて、すごく満足しました。
とにかく大家さんが魅力的。
律儀でウィットも効いて、チャーミングです。
でも、その根底には戦時中の恐怖体験があり、その後の人生観に大きな影響を与えているようでした。
やはり戦争はあってはならないものですね。
矢部さんもこの大家さんとの出会いで大きなモノを得たのでしょう。
書籍化での収益は当然ですが、それよりも人生の大先輩である大家さんの生き様、考え方を目の当たりにし、多くのことを学んだはずです。
それが芸に活かせるかは分かりませんが、漫画によって大家さんの魅力を世間の人に伝えることが出来たのは大きかったと思います。
さいごに
矢部さんはこれからどの道を進むのでしょうか。
私があまりバラエティ番組などを観ないので申し訳ないのですが、芸人としての矢部さんのお姿をここ何年も見たば覚えがありません。
劇場などをメインに活動されているのでしょうか?
とりあえず、何より芸人であるというプライドがあるでしょうから精進して欲しいと思いますが、少なくとも漫画では結果が出ているので、漫画家としての活動も継続して欲しいです。
本書(キンドル版)です。
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