【セミリタイア生活と読書】西野亮廣『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』を読んで

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 遅ればせながら読んでみました。
 年寄りなので、同意できる内容もあり、できない内容もありました。

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本書のご案内

本の写真

 

 本書の著者は芸人の西野亮廣さん。

 本書の著者紹介欄では、「芸人。」と記されていますね。

 お笑い芸人ではなく「芸人。」

 西野さんなりのプライドですね。
 「芸人」の定義が他の方と違っています。

 有料サロンをやっているとのこと。
 値段相応に得るものがあるのでしょうか?

 
 キンドル版の本書です。

 

本書を読んだ感想

 確かにプペルは結構売れた感がありますよね。

 おそらく、絶頂のタイミングだったのだと思いますが、今はどうなんでしょう。
 オンラインサロンに加入する人、入り続けている人はまだいるのでしょうか。
 

 とにかく、すごく消費者の心理を分析をしていることは分かりました。

 私自身は、キングコングが面白いという印象が無かったので、絵本を買ったり、映画を見たり、オンラインサロンの会員になろうという気は全く起きなかったのですが、もしかすると社会経験がなくて若くて感受性の高い人は共感したり感銘を受けたりするのかもしれませんね。(実際、そんな人が著者にお金を落とすのでしょう)

 
 かといって、全く得るものがなかった訳ではありません。 

 「人は確認作業でしか動かない」というフレーズは参考になりました。

 確かに、私も他人が評価したレシピを作ったり、評価された食事を食べに行ったりしています。
 そうなると、私のブログも再現調理記事や人気店訪問記事などに力を入れるべきということでしょうか。


 「老いていくことは衰えではなく成長」という言葉には励まされました。
 「許され力」を高めつつ、何かしらの結果を出したいですね。

 

 結局、一番胸に刺さったのは、王貞治さんの

 「努力は必ず報われる。報われない努力があるとするなら、それはまだ努力と呼ばない」

という言葉です。

さいごに

 まあ会社勤めをしたことがない若い人には刺さりそうな気がします。

 これまでの時代は、企業に就職し、不満を抱きながらも我慢して勤め上げ、伴侶を見付け、子どもをつくって家庭を築き、マイホームを建てて、ささやかながら満たされた人生を送るのがベストと思われてきました。

 それが「普通」だった時代で育った私の場合、著者のような生き方は困難でしょう。

 でも、自分らしく、自分の思うように生きる大切さ、楽しさを知ることができて満足しました。

 

 

 本書(キンドル版)です。

 こちらが例の作品です。

 ホリエモンとのコラボ。

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