2023年度に向けた備忘録。
メモ
〇会計ソフトは『freee』を使用し、1ヵ月のみの契約とした
〇freee 右上の年度が昨年の前期の場合~「確定申告」→「年度締め」で前期分を締めて本年度に移行
〇家事按分率を変更~「確定申告」→「家事按分」で変更 その後に「再計算」
〇確定申告用の領収書等のプリント代~科目「消耗品費」→品目は新たに「プリント代(領収書等)」を設定、備考欄にプリントしたコンビニの店名を記載(※これで正しいかは不明)
〇食レポ・山行・その他の取材~科目「取材費」(枠に直接打ち込む)→品目は「取材の経費(飲食代・入館料等)」と「取材の経費(ガソリン代・駐車料金等)」を作ったので選択する
〇調理記事作成用の材料費~科目「材料費」を新設、備考欄に購入店名
『freee』での流れ
【流れ】
〇前年度分を年度締めして確定
〇先ず、家事按分率を設定(科目、品名など新たに設定する)
【家事按分まとめ(頭の番号は入力した順で、どれから入力しても良い)】
取引科目 品名 事業利用比率(%)
1 租税公課 軽自動車税 30
2 水道光熱費 電気代 30
3 水道光熱費 CB缶代 15
4 通信費 切手代※ 50
5 保険料 自賠責保険料 30
6 消耗品費 プリント代(領収書等) 100
7 消耗品費 消耗品 50
8 地代家賃 事業用家賃 30
9 車両費 車検代 30
10 新聞図書費 資料代※ 50
11 取材費 取材の経費(飲食代・入館料等) 50
12 取材費 取材の経費(ガソリン代・駐車料金等) 50
13 材料費 調理記事用材料費 50
〇「家賃~家事按分する場合には帳簿の摘要欄に「支払先の名称」や、「○○月家賃」といった事項を入力しておく必要があります」
〇各領収書、レシートの額を打ち込むが、按分にかかるものは「元の額」を入力する
〇アルバイトの給料~派遣会社の場合、HPから源泉徴収票をダウンロードできる会社と郵送依頼をする会社があるので、年明けに直ぐDL(自分でプリントアウト)や郵送依頼を申し込むこと!
→ この源泉徴収票を元に「確定申告」→「確定申告書類の作成」
〇医療費~「医療費は原則、経費にできませんが、条件を満たせば医療費控除とすることができます。」
→ 取引には入力せず、「確定申告」→「確定申告書類の作成」の医療費入力欄に病院や支払額を入力する
〇社会保険料(国民年金保険料)控除~2022年(令和4年)に2年分まとめて前納
・2022年に前納額すべてを計上することが可能
・2022、2023.2024に分けて計上も可能(各年の額は日本年金機構から通知(証明書)に記載がある)
から選択可能。
「納めた年に全額控除を選択すると、翌年は全く社会保険料控除が受けれません」(浜松市 消費税相談室
⇒ ※ 分けて計上することに(2023年度・2024年度の額は2022に送られた通知(社会保険料控除証明書)を参照すること)
〇自動車保険~「個人事業主であっても、仕事とプライベートとの両方で使っているなら、その割合に応じて経費に計上することができます」(参照ページ) ⇒ 15パーセント
〇「クラウドソーシングや個人で仕事を請け負う場合は、発注先と雇用契約を結ぶことはありません。雇用関係がないため「給与所得」ではなく、発生した所得は「事業所得」または「雑所得」になります。」
※ クラウドソーシング(ランサーズ・クラウドワークス) → 事業所得
〇「覆面調査で受け取った謝礼金に対して確定申告を行う際は、雑所得として申告する必要があります。雑所得とは、所得の種類の中で、公的年金や印税などの所得のことを言います。謝礼として受け取った金額は全て課税対象になるわけではなく、調査をするにあたってかかった経費を引いた残りを収入として申告することになります。」
ミステリーショッパー(覆面調査) → 雑所得
→ freeeでは「取引」ではなく、「確定申告書類の作成」→「雑所得、配当所得、一時所得はありますか?」に入力
→(所得の種類~「雑所得(業務)」、収入金額~報酬合計、必要経費等~自腹分や交通費などの額)
〇米国ETFの分配金~「日米租税条約に基づき、米国内で10%の税率で源泉徴収されます。米国で課税された後の金額に対して、日本国内でも20.315%(所得税および復興特別所得税15.315% 地方税5%)の税率で源泉徴収されます。源泉徴収されているため確定申告は必須ではありませんが、外国税額控除の適用を希望する場合は確定申告が必要です。
確定申告をすることにより「外国税額控除」を受けられ、外国で課された税額は、日本の所得税や住民税から差し引けます。
特定口座(源泉徴収あり)で取引されていれば、米国株についての確定申告は義務ではありません。
面倒だと思われるようでしたら、時間的コストと金銭的コストを天秤にかけて、手続きをしないで、二重課税を受け入れるのも1つの手ではあります。」
〇米国ETF分配金
・楽天証券~ マイメニュー →お客様情報の設定・変更 →取引報告書等(電子書面) →各「外国証券権利・配当案内書」を閲覧して「印刷」からPDF保存し、7-11などでプリントアウトする
→ freeeの「確定申告書類の」作成 →「雑所得、配当所得、一時所得はありますか?」 →「配当所得」(「収入金額」は国内課税前をとりあえず入力、その他「源泉徴収税額」「支払者」を入力)
・SBI証券~ 確定申告を要する銘柄なしっぽい!
〇米ドルMMF ~外貨MMFの収益分配金に対しては20.315%(*1)の税率で税金が源泉徴収されますが、確定申告をすることも可能(*2)です(申告分離課税)。
※ 源泉徴収された税金だけで課税関係を終了することができる「確定申告不要制度の対象」です。
〇外国税額控除~freeeは未対応!(参照)
〇最後の送信
※PCが前年と変わったのでアプリをインストールしておく
※カードリーダー&マイナンバーカードを使う場合、新PCの場合はカードリーダ付属のCDからドライバーをインストールさせておく(CD内に2つフォルダがあり、それぞれに「SetUp」があるので両方)→その後、再起動させてもう一度、freeeの「電子申告アプリを起動する」ボタンを押して、カードリーダにマイナンバーカードを差して送信するとうまく出来た
◎freeeの入力・送信が終わったらプリントアウトして、国税庁の確定申告コーナーに入力して外国税の還付手続きをする 【※※ 途中で何度もセーブしておくこと!! ※※】
・先ずプリントアウトした確定申告表や源泉徴収票などの資料をもとに収入等の数字を打ち込んでいく
1 事業所得の入力→収入金額・所得金額を入力(第一表を参照する)
2 給与所得の入力→「書面で交付された年末調整済みでない源泉徴収票の入力」(バイト先から送ってもらった源泉徴収票を見て入力)
3 雑所得の入力(覆面調査)→「業務」→入力(「種目」はとりあえず「調査報告」と入力)
4 還付を受ける海外ETFなどの配当額を入力する
5 「配当所得」→「申告分離課税」を選択→「「配当等の支払通知書」などの内容を入力する」→ 「1.上場株式等の配当売等に関する事項」の「個別に配当等を入力(訂正等)する。」の「入力」を選んで1つ1つ入力していく
※種目は「配当」、通知外国税相当額・通知所得税相当額などは分からないので「0」を打ち込んだ
※入力が終わると下の「分離課税の所得」の「上場株式等に係る配当所得等」に反映される
6 「所得控除の入力」に移り、「医療費控除」「社会保険料控除」「生命保険料控除」を入力
【※※ 社会保険料控除の『国民年金』はR4年、R5年、R6年に分けて申告するので、R5年度の分はR4年度に送られてきた通知に記載されている額を記入すること! 同通知はR4(2022)年度分の封筒に在中! ※※】
7 「税額控除・その他の項目の入力」に移り、「外国税額控除等」→「入力する」
→「外国税額控除額の計算がお済みでない方」をチェックし、支払通知書?を見ながら入力していく。
◎帳簿の印刷(参照)
確定申告の送信が終わったら、保管しておくべき帳簿を印刷する。(freeeの使用期限中に!)
freeeの「レポート」から「総勘定元帳」「仕訳帳」をダウンロードし、プリントアウトする(データはUSBにもコピーしておく)
【最重要】
総勘定元帳や仕訳帳を作成する必要があるのでfreeeなどを使用するが、外国税額控除の還付を受けるためには国税庁の確定申書類の作成コーナーを利用し、最後に送信しなくてはならない。
そうすると送信データが上書きされるので、先にfreeeから送ったデータはすべて消えることになる。
なのでfreeeでデータを作ったら送信はせずにプリントアウト&データ(総勘定元帳など)の保存を行って、それをもとに国税庁のシステムに全てのデータを正確に打ち込んで送信することになる。
なお、国税庁のシステムでは「青色申告決算書」が作成できないので、freeeで作成・印刷しておいたものを直接郵送することになるので忘れないこと!
【注意】
確定申告の送信や申告書・帳簿などの印刷、データ保存が終わっても安心しない。
「freeeの1ヵ月契約を打ち切るまでが確定申告」であることを忘れないこと!
今回、打ち切りを忘れてしまい、1ヵ月分余計に支払うことになってしまったので来年は注意!
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