ミヤマキリシマのピークは過ぎていましたが、まだ綺麗なものも残っていて楽しめました。
万年山(はねやま)とは?
大分県玖珠郡玖珠町の玖珠町観光協会のウェブサイトによれば
「玖珠町を代表するメサ台地で山頂は溶岩台地で東西3キロにも及ぶ、高度1140メートルで山頂より中津市の八面山、由布市の由布岳九重連山、熊本県阿蘇産、福岡県の彦岳、晴れて条件の良い時は、長崎の普賢岳まで望めます。」
と紹介されています。
登山口の様子
今回、吉武台登山口から登りました。
駐車場は結構広く、簡易のトイレもあります。
登山開始!
車両止めのゲートの脇から登り始めます。
しばらくは、牧場の中を通る舗装道を進みます。
途中、2箇所に牛の逃走防止用?の柵が出てきます。
策を縛っている紐を解き、向こう側に渡ってから再び紐で結びましょう。
2つ目の柵はカラビナで合わせてありました。
牧場の中を通る舗装道。
緩やかな登りが続きますが、ちょっとキツかったです。
最初のゲートを抜けてちょっと進むと、左手にミヤマキリシマの群生地が出てきます。
ただ、周囲はフェンスで覆われているように見えたので、遠くから眺めるだけでした。
なお、この辺りは周囲の山々の眺めが良かったです。
第2のゲートを抜けて進むと、避難小屋が現れます。
トイレもあります。
帰りに立ち寄ったのですが、順番的に写真を掲載します。
避難小屋のトイレはトレイルから進んで手前の左側に女性用があり、男性用は奥の反対側にあります。
避難小屋の中も覗いていみましたが、まあゆっくり休憩しようとは思わない感じですね。
男性用トイレはこんな感じ。
足元のペダルを踏むと水が流れます。(大の方は見てません)
この避難小屋、そばに「炊飯施設・水場」の案内板があり、確かにさびれた炊事場様があるのですが、どういう使い方なのでしょうね?
トレイルに戻ります。
ミヤマキリシマがポツポツと現れ、目を楽しませてくれます。
避難小屋を過ぎて間もなく分岐点が現れます。
直進すれば万年山、右に曲がれば有名なミヤマキリシマの群生地「花ばたけ」です。
私は先ず万年山の山頂を目指しました。
山頂を目指してトレイルを進みます。
途中の階段の連続が結構キツかったですね。
分岐から10分後に登頂。
天気が良ければいろんな山が眺められます。
この山頂から引き返して花ばたけを目指す手もありますが、せっかくなので「はなぐり登山口」の方に進んで花ばたけに向かうルートにしました。
このはなぐり登山口までのルートは林の中が多くで涼しく、トレイルもフラットか下りが多く、よく整備されているため、とても快適です。
トレイルの両脇には笹が生い茂る箇所もあり、その日1番の登山客なら蜘蛛の巣の猛攻撃を受けるところですが、既に先客が払ってくれているのか蜘蛛の巣が顔に掛かることも皆無。
「気持ち良い!」と何度も口にしてしまいました。
はなぐり登山口に出たら、鋭角に曲がって花ばたけを目指します。
最初は登りの舗装道、途中から快適なトレイルです。
そして、とうとう花ばたけが現れました。
なるほど、確かに「花ばたけ」でした。
残念ながら半分ほどはしおれたり枯れてしまっていましたが、残りのミヤマキリシマでも十分に楽しめました。
これば全盛期なら最高でしょうね。
こうして写真をいっぱい撮りながら鑑賞し、下山することにしました。
途中、1~3人組の登山客10組ほどと会いましたし、10人以上の団体さんもいました。
今日は平日でしたが、これが普通なのか分かりません。
しかし下山途中の何組かが私にミヤマキリシマの状態を尋ねてきたので、ミヤマキリシマの花が咲くこのシーズンは特に人が多いのかもしれません。
駐車場も結構な数の車が止まっていました。
振り返り
ミヤマキリシマが満開の時期だったらもっと感動できたと思います。
個人的に九重の「扇ヶ鼻」のミヤマキリシマがベストだと思っていますが、満開時の花ばたけも匹敵するかもしれません。
来年の楽しみにしたいと思います。
また、万年山については正直、あっと言う間に登頂してしまうので満足感は得られませんでした。
ただ、途中のトレイルはとても快適だったので、来年もミヤマキリシマ鑑賞のセットで登ってみようと思いました。
【タイム】
7:20駐車場発 ~ 7:34最初のゲート ~ 7:45山頂・花ばたけへの分岐
~ 7:55登頂 ~ 8:30はなぐり登山口 ~ 8:50花ばたけ
~ 9:52駐車場着
来年用に予習しておきましょう。九重はまだ間に合うかも?
登山のあとの温泉は最高ですね。
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