セミリタイア生活に限らず、日々の生活、そして人生を楽しむにはお金以上に健康が重要です。
ということで、今回は健康と食事に関する本を読んでみました。
今回、読んだ本
今回読んだのは『食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術』という本です。
著者は医学博士の満尾正さんで、経歴の中にハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員などがあるようです。
メモした箇所
今回、参考となった箇所は
○ 一体何が起こるのか、誰も知らない未来に対して立ち向かうために本当な必要なものは健康である
○ 栄養状態の最適化を目指すとき、すぐに始めるべきはビタミン・ミネラルの積極的な摂取
○ ビタミン・ミネラルは、家でいえば一番大切な基礎にあたる
○ 栄養を得るための食べ物が逆に栄養を消費することがあり、その代表例が加工食品である白米
○ ビタミンDの摂取が、うつ病をはじめとした精神疾患の予防・改善に有効
○ タンパク質は人体に絶対必要だが、過剰な摂取は命取りとなる
○ タンパク質の摂取は基本的に鶏肉や魚、卵から摂るのがお勧めで、豚や牛などは発がんリスクを高める
○ 亜鉛は体の重要な機能に関与しており、男性ホルモンの維持にも有効
○ 玄米や全粒粉のパンは栄養価は抱負だが、糖質量は白米、白パンと変わらないので食べ過ぎ注意
○ 毎日、1パックの納豆を食べる~感染症予防、動脈硬化等の防止、アンチエイジング
○ 食物繊維でメンタルを強化~腸内細菌叢を整える、野菜・海藻類・きのこ類が良い(糖質注意)
○ タンパク質を考える~週の半分は魚から、もう半分は肉、卵、豆などから摂取する
○ 1日4色の野菜で炎症を防ぐ~赤、黄、橙、緑、紫、黒、白の7色の野菜を意識し4色以上を
○ ココナッツオイルを常備~エクストラバージンを選び、コーヒーに入れたり炒め物に使う
○ 鉄とビタミンBをチャージする~貧血やうつ病、疲れ、肌荒れ対策、サプリでも
○ 男性ホルモンの増強~粘り気のあるイモ類、鶏の胸肉やささみ、牡蠣やシジミなどから
○ 3つの栄養素をサプリでとる~ビタミンD、亜鉛、マグネシウム
○ コーヒーと高カカオチョコレート~どちらも抗炎症作用
○ 入眠前にグリシン~グリシンが深い睡眠を導く、1日3グラムの摂取が目安
○ 糖質摂取量は一般的に1日200~250g、毎日運動しないなら150~200g、減量目的なら150g以内
○ 今後、口にする飲み物は『水』か『茶』か『コーヒー』の3択を基本とすることを勧める
○ 『白い主食』に別れを告げる~白米、食パン、うどんなど
○ 朝食あっさり、午後は栄養たっぷりなものをしっかり、夜は軽めに
○ 選ぶ油~バター、ラード、青魚、ココナツオイル、オリーブオイル(生食)
○ 排除する油~マーガリン、植物油脂、トランス脂肪酸、サラダ油、ひまわり油、コーン油
○ 揚げ物など高温調理された食べ物は炎症の原因で、最強の老化促進物質
○ 過度な飲酒を卒業する~酒豪なら依存症、弱ければガンのリスクが高い
○ ファスティングを習慣化する~休みの日に野菜ジュースだけ飲むプチ断食がお勧め
といったものでした。
感想
結構、へえーと思うことが多かったと思います。
ビタミンDに関して、以前サプリを飲んでいたのです、が面倒で止めていました。
しかし本書で何度も出てくるので、 また飲むのを再開しようと思います。
その他、投資になる食事の例として、写真付きのレシピが複数紹介されており、どれもが美味しそうで参考になるのではないでしょうか。
材料費の問題があって、私個人的にはレシピの半分ほどしか挑戦できない感じですが、一度試してみようと思いますし、その際はこのブログで紹介します。
厳しいと感じたのは白い主食からの卒業ですね。
毎日ご飯を食べますし、お昼には食パンやインスタントラーメンを食べています。
食費を抑えるためにはどうしても外せないんですよね。
あと、お酒もなかなか控えることができません。
タバコはもう止めて長いのですが、お酒を断つのは難しい。
昨年、病気で入院していた時にはちゃんと断つことができていたので、環境などの影響もあるのかもしれません。(最終的には意思の強さなんでしょうが)
とにかく、残りの人生を楽しむためにせっかくセミリタイアを果たしたのですから、健康を一番に考えて今よりマシな食生活を送りたいと思います。
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