我ながら時間やお金の使い方がいいかげんで無駄にしていると思っているので、本書を読んでみることにしました。
本書のご紹介
本書の著者は、づんさん。
著者紹介欄には夫と3人の子どもたちと暮らしているそうです。
初めて聞いた名前なのでネットで検索してみると、結構有名な方だったんですね。
失礼しました。
づんさんは、オリジナルの家計簿をインスタグラムで紹介したところ反響が大きく、『づんの家計簿』として出版し好評とのこと。
また、づんさんのホームページを見ると、家計簿だけでなく財布やがま口、ノートブックカバーなども販売しているようで、なかなかのやり手でした。
本書を読んで参考になると思った箇所
本書を読んでタメになると思いメモした箇所を抜粋すると
○お金が貯まるルール~「モノを減らす」、「見える化(お金やストック品など)」、「使い切る」
○「づんの家計簿の基本」~月の最初のページの最上段に収入、上段に固定費、下段にカレンダーを書いて日毎の支出額(現金+クレカ)を記載
▷出費の予定があり額が予想できるなら、それも記載しておけば他で調整しやすくなる
▷次ページから、その日のレシートを転記(品名と値段)し、合計額はその日の分ではなく、その月の累計額を書く(その日の支出額は最初のページに書いたカレンダーに記載する)
○欲しくてもすぐに買わず、毎月少しずつ購入用のお金を貯めていき、貯まるまで気持ちが変わらなければ購入に踏み切る
○食事~我が家の「定番」品(保存のきく野菜、きのこ、ウインナーなど)をつくり、いつも家にあるようにする
▷買うのは定番品+α(旬の魚や野菜など)
▷食べ物こそ、特売品をたくさん買うより、”絶対に使い切るものを、適量”がルール
○買い物でレシートが出ない場合は、スマホのメモに場所と金額をメモして家計簿に転記する
○毎日家の中で必ず通る場所にフローリングシートを置いておき、汚れが目に入ったらすぐに拭く
○買い出しの前に「在庫一掃デー」を設け、冷蔵庫内の食材や使いかけの野菜を消費して空にする
○余計なストック食材を持たず、「切れたら買い足す」を徹底
▷冷蔵庫の食材はすべて無駄なく「使い切る」
○冷蔵庫にホワイトボードを貼り、在庫がなくなった品を記載して、それを撮影して買い物に行く
○洋服は引き出しに入れずに畳む(何があるのか見える化する)
▷靴下や小物は引き出し式押し入れ収納、帽子などはボックスに収納
という感じです。
本書を読んだ感想
家計簿の書き方については特に詳しくは書かれていません。
タイトルのとおり、づんさんのお金やモノ、時間に対する考え方について知ることが出来る本ですね。
特売品より使い切れる定番の品というのは確かにそうだと思います。
私の場合、とりあえず買って冷凍しておけば良いだろうという考えなんで、冷凍庫の奥にいつ買ったか分からない魚の切り身がいくつも眠っていました(昨年末に1日1食生活を中止して在庫を消費しました)。
服の収納方法も参考になりました。
私は衣装ケースを使っていますが、下の方に何があるか分からず、結局かき混ぜる感じでグチャグチャになってしまうんですよね。
あとは、ホワイトボードの活用。
私の場合、要購入品はスマホのToDoリストに記載するのですが、冷蔵庫のホワイトボードはあと冷蔵庫内に何がいくつ残っているのか、消費期限はいつまでかなどを書いた方が役立ちそうな気がします。
なお、食材や日用品のストックについては、あまり持たず使い切ったら買い足すスタイルを提唱していますが、どうなんでしょうか。
コロナ過で外出自粛を求められていた中、迷惑など顧みずスーパーなどに列をなして買いだめに奔走していたのは、日頃余計なストックは不要と主張していた人たちが多かったと聞きました。
何ごともバランスということでしょうね。
とりあえず、づんさんの家計簿を使ってみて手応えを感じ、もっとづんさんのことを知りたくなった人には楽しめる内容です。
私も、づん式の家計簿の付け方について知りたいと思いました。
2022年版の「づんの家計簿」です。
づんさんの家計簿の付け方を学びたい人にはこれでしょうか。
実際にづんの家計簿の購入者がどう使っているのか、どうアレンジを加えているのか分かります。
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