正直、効果に疑問を持っているのですが、医学・工学博士や管理栄養士がどう判断するのか楽しみです。
本書のご紹介
本書の著者は、医学・工学博士の松永政司さんと管理栄養士の深野真希子さんです。
本書です。Kindle Unlimited読み放題の対象なので、加入している方はそちらでどうぞ。
本書の構成
本書は序章と4つの章で構成されています。
序章は、エナジードリンクと栄養ドリンクの分類などについて説明されています。
第1章は。「疲れが抜けない」「目が疲れる」「運動後に飲んで効果を高めたい」「男性機能が衰えてきた」などと感じたときの体の状態、必要な栄養素、それを含むドリンクなどが紹介されています。
第2章は、「レッドブル」「リポビタンD」「ユンケル黄帝液」「チョコラBB」など誰でも知っている主な20本について栄養成分などの詳しい説明がされ、「商品名の由来」などプチ情報があったりあします。
第3章は、飲み方に関するQ&Aです。
第4章は、栄養ドリンク等に含まれている成分が実際どういったものなのか解説されています。
本書で参考になった箇所
本書を読んで参考になると思った箇所を抜粋すると
○BCAAは疲労回復にとても効果があり、カフェインに疲労回復効果はないが疲れた感がなくなる
○目の疲れにはビタミンA、B、C
○カフェインは1日400mgまで
○運動前はブドウ糖、ビタミンB1、カルニチン
○飲んだ後に尿が黄色になるのは余剰のビタミンB群が排出されているだけで、問題なし
○風邪薬とエナジードリンク・栄養ドリンクとの併用は避ける
○複数の栄養ドリンクの併用も避ける
○カフェインの過剰摂取は危険だが、疲労感の解消、脂肪分解酵素の活性化、脂肪燃焼の促進などの効果がある
○タウリンには心臓の働きを強め、高血圧を改善し、動脈硬化や心不全などを予防する効果、血中コレステロール値の低減効果あり
といったところです。
本書を読んだ感想
実際にスーパーやコンビニなどで簡単に購入できるドリンクが実名で紹介されているのは参考になりますね。
以前勤めていた会社では、よく「リポビタンD」が差し入れされていました。
また、個人的には「MONSTER」を愛飲していた時期があったのですが、ちょっと高めのドリンクを飲んでいるという高揚感はありましたが、飲んで何か効果を感じたことはなかったです。
ただ、本書を読み、どのドリンクにも様々な成分が含まれていることが分かったので、実感こそないものの、体的には何にかしら良い状態に変わっていたのかもしれません。
さいごに
本書を読んで、これは飲んでみたいと思ったのは「ユンケル」と「ゼナ」シリーズです。
本書で紹介されている「ユンケル黄帝液」、「ゼナF-Ⅰ」はそれぞれ800円もしますが、さらに「ユンケルスター」は4000円弱、「ゼナキング」も2000円もするとのこと。
しかもいずれも要領はたったの50mlです。
どちらも飲むと口の中がピリピリすると書かれていますが、どんな味で、どんな効果と満足感を得られるのでしょうね。
あと、1000円前後する強壮ドリンクも気になりました。(^_^;)
本書です。
新年度、梅雨、初夏はこれで乗り切りましょう。
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