色んな意味で私には受け入れ困難かもです。(;^_^A
著者のご紹介
本書の著者は位田めぐみさん。
本書の著者紹介によれば、美容師を経てペンションやオーガニックカフェなどで働いたのち、2011年に愛知県にある山村での生活を始めたとのこと。
豊かな自然のもとで、持続可能な日本古来の丁寧な暮らしを目指しているそうです。
なお、インスタグラムやブログがありましたが、いずれも更新は止まっているようです。
自然豊かな生活を経てSNSなどへの興味を失ったのでしょうか?
ちなみに本書の出版が2014年8月で、ブログの最終記事がアップされたのは2016年10月です。
著書も本書1冊だけのようで、現在の様子は分かりませんね。
本書(kindle版)です。
本書を読んで参考になると思った箇所
本書を読んで参考になると思った箇所を抜粋すると
・家と同様、物にも「命」が宿る~その命を粗末しないためにも、最小限の物を大切に使う
・不満や悩みがあっても、最終的には「まいっか」で気持ちを切り替える
・アルミ製の物やテフロン加工の者はなるべく使わない~人体や環境に有害な者が溶け出す危険性
・料理は調理方法だけでなく、食材、使用機材、使用エネルギーなどをひっくるめてのもの
・穀物菜食が基本にして、体が必要とする時に肉や魚も食べる
・本来からだは食べたいもの、必要なものを知っている~人工的で不自然な食材が感覚を狂わせる
・お金でなく、あくまで「暮らし」というものが優先
・お金をかけずに、シェアする世界を目指す
・「生きる=稼ぐ」という図式にとらわれない、呑み込まれない
・不安や悩みなど何でも紙に書いてみる~心が整理され、いずれも自分次第だと分かる
・女性は子供を授かれば自然と母になれるが、男は意識しないと父になるのに時間がかかる
といった感じです。
「大地の恵み、手料理のぬくもり」を感じられるのでしょうか?
本書を読んだ感想
正直、評価が難しい内容でした。(;^_^A
上に列記したように、なるほどと思える箇所も多数ありました。
お金をあまり使わず、必要なものは自ら作り、余れば他の人に分け与えるなんて素敵です。
実際に手作りの味噌や醤油なども市販のものと比べられないほど美味しいにちがいありません。
ジンジャーシロップなら私にも出来そうです。
このような大変ながらも充実した里山暮らし、田舎暮らしは、それに憧れを持つ者にとっては、かなり羨ましく思えるでしょうね。
個人的には、著者(夫婦)のお金に対するスタンスに感心しました。
1章割いて語られていますが、確固たる信念です。
「ひと月で600万円溶けた」とお金に振り回されて騒いでいる自分が恥ずかしい・・・。(>_<)
ただ、全て同意できる内容ばかりではありませんでした。
ガソリン代を抑えるための「天ぷらカー」などはまだ良いのですが、ところどころで
・アメリカの占星術
・ネイティブアメリカンの世界観
・ヴィパッサナー瞑想
・身体・精神・魂を浄化するネイティブアメリカンの伝統儀式「スエット・ロッジ」
といったものが出てくるので、特に後半は私の頭の中でアラームが鳴り響いています。
もちろん、それらを否定はしませんが、個人的に関わることはないですね。
ということで、学べ得るものも多く、受け入れがたいものも少なくない内容だったと思います。
さいごに、上記したようにブログ等の更新が途絶えており、現在の著者の生活がどうなっているか分かりませんが、ものすごく興味があります。
今でも里山で幸せに暮らしていらっしゃるのでしょうか?
著者紹介欄には2012年に長男、2014年に次男を出産との記載があるので、今はどちらも小学生ですね。
彼らがどう成長しているのか。
そして、やがて2人がいずれも大学進学を希望した場合、学費等をどう工面するつもりなのかなど知りたいです。
40万部突破敷いてる書籍のようです。
田舎暮らしに憧れている方は誰もが視聴している番組ではないでしょうか。TVerで観られたら最高なのですが。 (ノД`)・゜・。
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