昨日ご紹介した「栄養まるごと10割レシピ!」から、1番簡単そうなレシピに挑戦してみます。
「栄養まるごと10割レシピ!」のご紹介
タイトルのとおりレシピ本なので本書には60種類以上のレシピが掲載されています。
どれも美味しそうなのですが、ただ美味しそうなだけでなく、栄養面のことがしっかりと考え尽くされています。
細かく切っただけで、湯がいただけで、栄養素の大部分が失われるケースもあるらしく、せっかく健康に良いからと野菜を食べているのに、実は栄養が抜け落ちてしまって効果なしなんて悲しいですよね。
なので、そこはしっかり勉強しておきたいものです。
今回、作るのは「ピーマンの丸ごとオイル煮」!
今回、同書から選んだレシピは「ピーマンの丸ごとオイル煮」です。
ピーマンに指で穴を開け、丸ごと炒めてからオイルで煮るという極めてシンプルなレシピです。
ただ、ワタも種もヘタも取らず、全て頂きます。
ピーマンの種とワタには、血液サラサラ効果のピラジンというものが皮の10倍も含まれているらしく、さらにヘタにも皮と同等のβカロチンが含まれているそうなので、それを捨てるのはもったいないこと。
なので、まさに10割レシピという訳です。
材料のご紹介
記載されている材料(2人前)は
・ピーマン~4個(120g)
・サラダ油~大さじ1
・にんにく~1かけ
・塩~少々
・しょうゆ~大さじ1/2
・オリーブ油~大さじ4
となっています。
この記事のためにピーマン(159円)とニンニク(中国産で159円)を購入しています。
調理開始!
先ず、指でピーマンの表裏の2箇所に穴をあけ、にんにくは横半分に切るようです。
ピーマンはヘタも切らないので、破裂防止のために穴を開けるのでしょう。
私は爪楊枝を刺して穴を開けました。
にんにくは1かけとなっていますが、大好きなので4かけにして横に半分カットしました。
ちなみに、このにんにくに関しては、皮をどうするのか、硬い根本の部分をどうするのか記載がありません。
とりあえず、根本は切って皮も取り去りましたが、本書の趣旨なら皮くらいは残して刻んで食べるべきだったかもしれません。
では、ピーマンを炒めていきます。
フライパンでサラダ油(私の場合、こめ油)を大さじ1を熱し、ピーマンを焼いていきます。
「2分焼いて、少し回して2分焼くを繰り返します」とのことなので、少しずつ回しながら全体に焼き目を付けていきます。
なお、直前にピーマンを洗ってしっかり水を切らなかったためか、ずっと油がはねて危険で、蓋をしなくてはなりませんでした。
全体的に焼き目が付いたら一旦、火を止めます。
そして、しょうゆ、塩、にんにくを投入します。
火を止めているので慌てることなく進められて良い感じです。
そして、ここにサラダ油でなく、オリーブ油を大さじ4を投入します。
あとは弱火で5分ほど煮込んでいくだけ。
本には「ピーマンの周りから泡が出たら上下を返し・・・」とありますが、爪楊枝で開けた穴が小さ過ぎたのか泡がよく見えません。
なので、適当に途中で回しながら煮込み続けます。
そして5分ほど経ったら完成です。
ところどころ黒いのは、ピーマンの焦げた箇所が剥がれ落ちたものだと思いますが、気にすることはないかと・・・。
いざ、実食!
では、実食です。
食べた感想は・・・激うま!
熱々の状態で食べたこともあるのでしょうが、美味し過ぎです。
中のワタも種も何の違和感もありません。
ヘタも一瞬、青臭く感じたりしましたが、柔らかくて何の問題もなく普通に食べることができました。
これで、取り除いた場合の何倍もの栄養素が得られるなら、絶対に食べるべきですね。
さいごに
とりあえず、この品が美味しかったのは確か。
でも、今後も積極的に作り続けるかというとちょっと微妙です。
その理由は、単にコストパフォーマンスの問題です。
油や調味料は別にして、ピーマン4個が160円、ニンニク(4かけ)も約30円ほどするので、合わせて約200円掛かります。
そう、1食で200円。
そして、美味しすぎて食べるのに5分も掛かりません。
それなのに、中がスカスカのピーマン故に、お腹にたまりません。
こうなると、本品は私にとって贅沢品の部類になってしまいます。
ですから、ピーマンが安く手に入ったときや、自分で育てて収穫できたときの御馳走の品となりそうです。
嬉しいやら悲しいやら。
今回、この書籍を参考に初めて作りましたが美味しいものができました。今のところ成功率10割です。
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