台風14号は去りましたが、地震などへの危機感、まだ保持出来ていますか? 明日、来るかもしれませんよ!
本書のご紹介
本書は『一個人(いっこじん)』という月刊誌の別冊となります。
タイトルのそばには
「もしもの時に’’自身’’と’’家族’’を守る!支える!!備える!!!」
「いかに身を守り、被災後を乗り切るか?」
「熊本地震体験者が語る本当に必要な’’’と’’こと’’」
「知らなかったではすまされない!」
などという文も添えられています。
冒頭で危機感があるか尋ねましたが、正直、私自身が欠如しています。
南海トラフ地震の30年以内の発生確率は50~80%などと言われており、その確率が本当に正しいのか、30年後に自分が生きているのか疑問はありますが、用意をしておけば普段の生活を安心して送ることが出来るでしょう。
本書です。
本書を読んで参考になると思った箇所
本書を読み、参考になると思った箇所を抜粋すると
〇非常持ち出し袋だけでなく、自宅で避難生活を送るために最低10日分の備蓄品を備えておく
〇非常持ち出し袋に揃えておきたいもの
懐中電灯、ホイッスル、手回し充電式ラジオ、ヘルメット・帽子、手袋・防災マスク、ライター、
飲料水・非常食、簡易トイレ・トイレットペーパー、簡易浄水器
救急用品(絆創膏、消毒ガーゼ、ハサミ、ピンセット、止血パッドなど)
衛生用品(ウェットティッシュ、タオル、石鹸、歯ブラシなど)、衣服(着替え、防寒具、雨具)
予備電池、携帯・スマホの充電器、貴重品(保険証、免許証、診察券、通帳、有価証券のコピー)
常備薬、眼鏡、その他(筆記用具、ラップ、ビニール袋、ティッシュ、シート、寝袋、懐炉など)
〇避難後の二次避難グッズとして揃えておきたもの
体拭き、洗口液、寝袋、水の要らないシャンプー、カセットコンロ&ボンベ、ポリタンク
食料(水、無洗米、レトルトご飯、乾麺、カップ麺、インスタントラーメン、インスタントスープ
缶詰、レトルト食品、野菜ジュース、ペットボトル飲料、菓子、栄養補助食品、調味料)
簡易トイレ
〇寝室での被災~窓ガラスの破片や照明の直撃、眼鏡の破損、落下物を踏んでの足の負傷など注意
〇エレベーター~通報ボタンや携帯で消防署に連絡、全ての階のボタンを押す
〇海岸~高台か近くの高いビルに避難
〇山間地(登山中など)~土砂崩れ、土石流を避けるため、谷筋の流れと直角の方向に逃げること
〇防災は「自助」「共助」「公助」が基盤~近隣の高齢者等
〇車中泊の場合はできるだけフラットに~運転席、助手席で寝るとエコノミークラス症候群の危険性
〇罹災証明のため、被害状況をしっかり写真に残しておく
〇火災保険では地震被害は補償されない
といったところです。
ちなみに、タイトルには「中高年のための」とありますが、特に中高年向けの内容はなかった気がします。
もしかすると、中高年のために写真やイラストが多めで、文字も大きくしてあるということでしょうか??
1人用で2万円超は結構な額ですね。この内容物を参考にして自分で揃えるという手もありますが、それはそれで大変だし時間も掛かりますね。
地震が起きたらどう動く?
私の場合、独り身のアパート暮らしなので、アパートの耐震診断をしても意味がないですね。
ただ、本書を読んだ後、住んでいる地域の防災マップを見たところ、我がアパートは思いっ切り「津波」と「水害」の危険地帯でした。(;^_^A
例えば今夜、寝ているところで大地震が起きた場合(体はノーダメージとして)
スマホの明かりを頼りに部屋の被害状況を確認する
↓
長袖長ズボンに着替える
↓
貴重品入れを80リットルのザックに入れる
↓
冷蔵庫内のペットボトルの水やスポーツドリンクをザックに入れる
↓
冷蔵庫下にカップ麺が4つほどあるのでそれも入れる
↓
登山用のファーストエイドセットと予備バッテリーをザックに入れる
↓
財布をポケットに入れ、車の鍵を探して戸締りをしてから車に乗り込み、高台に逃げる
↓
避難が済んだら実家に電話して安否を確認する
↓
津波のおそれがなくなったらコンビニに行って、食料などを調達する
という流れでしょうか。
おそらく、地震に襲われたショックと、津波が襲ってくるという恐怖心で、冷静な行動はできないでしょうから、何も持たず、家の鍵さえ掛けずに走って高台に走るかもしれません。
車も地震の被害状況によってはかえって邪魔になるかもしれません。
さてさて、冷静でいられるものか・・・。
全く自信がありません!!!
女性の方は「女性用」の防災セットを購入した方が良さそうですね。女性用が売られているとは知りませんでした。
おわりに
YouTubeに「防災セットを実際に使って72時間を過ごす」という動画があります。こういうのを見て、実際に何が必要なのか、セットの中身は実際に使えるものなのかなど判断した方が良いようですね。
上記動画によればこの防災セットには水180ccが必要な防災ライスが3つ、500ml入りのペットボトル4本しか入っていないようです。
アマゾンの商品販売ページを見ると何日分なのか記載がありませんし、量的には1日から2日をしのげる程度でしょうか。
そして上記動画は寒い時期に撮影をされているようですが、寒く、ガスや電気もない中で何が必要で、何が不要だったかよく分かり、勉強になりました。
上記防災セットの評価は結構高いのですが、購入して手元にあるという満足感だけで評価をしているものと思わます。
実際に被災して、いざ使ってみようとした時に期待した効果がないと分かったら・・・たまりませんね。
そうなると、ひとつひとつ、自分が本当に必要だと思い、実際に十分有効な機能だと知っている道具とともに水や食料を揃えていく安心のようです。
そして、避難時に持ち出すバック以外にも、自宅にもある程度の道具と水、食料を備えておく必要があります。
かつての地震で、避難所生活における喧嘩、盗難、わいせつ被害などがよく報道されていました。
みんないらだっているのですからトラブルが起きるのは当然のこと。
もし自宅に大きな損傷がなかったら、せめて拠点は自宅に戻し、水や食料は配給に頼りたいところですが、いつ配給が来るのか、水道やガスなどのライフラインの復旧がいつになるかは分からず、不安とストレスが溜まります。
そこで自宅におけるストックも重要になるのですね。
私の場合、先ずは保存食を購入しようと思います。
あと、水道代も固定なので、常に浴槽は水で満たしておこうと思います。
一緒に生き残りましょう!!
やはり、サバイバルのプロである自衛隊の方々から学ぶのが一番ですね。30万部超とのこと!
その第2弾です。
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