寒くなり、焼酎のお湯割りが美味しい時期となってきました。
ところで皆さん、焼酎のお湯割りを作る際、焼酎とお湯のどちらを先にグラスに注ぎます?
私のスタイル
私は大学でサークルや部活に入らず、友人も居らず、当時、焼酎自体を飲んでいなかったので、焼酎のデビューは就職してからでした。
最初に歓迎会がありますが、一番下っ端の新人が上司のお酒を作るのが当然の役目。
自分用の食事に手を付ける暇もなく、上司の焼酎を作り続けました。
そこで先輩から教わったのは、「焼酎のお湯割りは、お湯が先、焼酎が後」という作り方です。
以後、いろんな酒席で、いつも「お湯が先、焼酎が後」のスタイルを通し、指摘を受けたことはありませんでした。
「焼酎が先、お湯が後」のスタイルが全国で4割超いた!?
何の疑問もなく続けていたこのスタイルについてちょっとネットで調べたところ、驚くべき事実を知ることになりました。
2015年調査のものですが、Jタウンネットさんのデータによれば、なんと、「お湯が先派」が59.1%、「焼酎が先派」が40.9%となっており、それほど大差がないそうなんです!
四国や関西では、「焼酎が先、お湯が後」のスタイルの方が多いという結果でした。
いや~、「お湯が先」が全国共通だと思っていた私は井の中の蛙だった訳です。
「お湯が先」と「焼酎が先」は、どっちが美味しいの?
こうなると味の違いや旨さの差が気になります。
早速、ググってみると
○お湯を先に入れ、焼酎を先に入れると、温度差により対流が生まれたり、比重の重い焼酎が沈んでくるので、自然とよく混ざって味が均一になる
○焼酎を後から入れると、ふんわりと香りが立つ
○お湯を先に入れることでお湯の温度が適当に下がり、酒器を温めてくれる
など、ほとんどのサイトで「お湯割りはお湯が先、焼酎が後」を勧めていました。
私はやったことがありませんが、焼酎を先にすると、焼酎の量をコントロールしやすいメリットがある一方で、アルコール分が揮発しやすく、刺激の強いお湯割りになりやすいとのことでした。
結論は「美味しければ、それで良い!!」
土地柄という言葉もありますし、人それぞれという言葉もあります。
なので、美味しくの飲めたらそれが一番でしょう。
といっても、上司などから言われたら、それを守るのが部下の仕事。
上司にはその人が好むスタイルをもって接し、ひとりの時や友人と一緒の時には自分が好きなスタイルで楽しむのが社会人でしょう。
そういえば、私も社会人になりたてのころ、バーにフラッと立ち寄り、そこのマスターから「ウイスキーは割らないほうが良い」と言われ、以後、独りで飲む時はチェイサーはもらうものの、ストレートで飲んでいます。
ロックでさえ抵抗を感じてしまいます。
若い頃に受けた教えって、結構その後の人生に響きますよね。
ちなみに、焼酎の水割りについては、「焼酎が先、水が後」が多いようですし、私もそのスタイルです。
ということで、焼酎を呑み呑み書いた記事でした。
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