「本書のデータは、本文に表記のない限り2018年10月現在のものです」との注意書きがありますが、その後のコロナにより世界情勢は大きく変わってしまいました。
日本人もアジア人として西欧諸国などで迫害を受ける可能性が高まっています。
本書のご紹介
本書の著者はトラベルライターの伊藤伸平さんです。
編集者、ライターとして「地球の歩き方」ガイドブックシリーズに携わってこられたようです。
本書で参考になった箇所
本書を読み、参考になると思ってメモした箇所を抜粋すると
○治安については、外務省の「海外安全ホームページ」を最低限チェックすること
○初めてのひとり旅なら、1都市滞在スタイルが移動も少なくスケジュールにも余裕がありお勧め
○今、こんな旅がしてみたい、大人の男海外ひとり旅50
▷3 エベレストビューホテルに泊まり1日中エベレストを眺める
▷5 9~10月の上海で上海ガニをたらふく食べる
▷48 世界一美しい散歩道と言われるミルフォードトラックを全踏破する
○英語力~少しは話せたほうが絶対に旅は楽しくなる
○英語圏以外の国~感謝の言葉、挨拶、「はい」と「いいえ」、数字の1から10まで、「おいしい」は話せるように、「入口」、「出口」、「トイレ」の表記も覚えておく
○翻訳機・翻訳アプリはないよりあったほうが良い
○飛行機の手配~航空運賃メタサーチの「スカイスキャナー」や「カヤック」を利用する
○LCCは機内持ち込み荷
○現地では、できるだけクレジットカードで支払うのが正解
○海外旅行保険~複数枚の海外旅行保険が付帯するカードを持参する、できれば保証内容が充実したゴールドカードを所持したい
○体調を崩したり盗難に遭ったら先ず海外旅行保険会社へ電話、パスポートを無くしたら現地日本大使館・領事館に出向く
○タクシーで遠回りさせないよう、あらかじめグーグルマップなどで最短の経路を見せておく
といった感じです。
本書を読んだ感想
タイトルにある「大人の男」とあるのは、男なら独りで動き回っても滅多に襲われたりしないだろうから積極的に色んな場所に出掛けることができるという意味のようです。
内容的にはごく普通の旅行者に対するガイダンスみたいなものですが、Q&A形式で読みやすいと感じました。
旅行先で体調不良や病気になった場合の対処法はしっかり勉強しておかなくてはなりませんね。
本書で紹介されているのですが、海外で盲腸で入院した場合、アメリカ(ハワイ)で300万円、パリで135万円、シンガポールで167万円ほど掛かるそうです。
また、脳梗塞や心筋梗塞など発症した場合の治療費は1000万円以上(アメリカでは最高3500万円)も掛かるとのことで、しっかりした内容の付帯カードを揃えたり、新たに海外旅行保険に入るべきです。
あと、相変わらずチップが難敵ですね。
事前に旅行先の国ではチップが必要なのか調べておかないと、現地で焦ることになりそうです。
まあ、昔と比べ、今はネットで有益な情報が簡単に得られるのでそこは活用しましょう。
さいごに
海外旅行どころか国内旅行でさえ厳しいご時世ですが、このまま収束しないということはありえないでしょう。
そして、新しい旅行のスタイルが登場するかもしれません。
これまで大した旅行などしてこなかったのですが、せっかくセミリタイアを果たしたのですから、一生の思い出となる旅を重ね、情報発信していきたいと思います。
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↓FIREやセミリタイアといったらタイというイメージがありますが、一度訪れてみたいものです。
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