【セミリタイア生活と読書】『財布はいますぐ捨てなさい』を読んで

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 何気なく手にした本です。

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本書のご紹介

 本書の著者は金川顕教さんです。

 ひと昔、結構な数の本を出版されていたイメージがありますが、いまでも出されているんでしょうか。

 著者紹介欄を見ると、立命館大学に在学中、公認会計士の資格を取り、メジャーな会計事務所に入社しているとのことで、すごい経歴です。

 しかも、さらに会社に在籍中に独立の勉強をして副業に取り組み、その収入が本業の10倍を超えた時点で会社を辞めるという、若者にはたまらない人生サクセスストーリーです。

 とりあえず、本書は財布だけでなく、人生において捨てた方が良いもの、やめた方が良いことなどについて書かれています。

 

 

本書を読んでメモしたところ

 本書を読み、役に立つと思ってメモした箇所を列記すると

 ○まず「なにをやらないか」を決める~やらなくていいことをやり過ぎているから上手くいかない
 ○ムダなことを徹底的にやめて、やるべきことをやる時間をつくり、一刻もは行動する

 ○資格はムダ、とらなくていい
 ○3年後の目標はいらない~結局やらないので、長くて1年、大抵の人は3ヶ月先までで良い
 ○怒らない~怒りは負の感情を増幅させる、怒っていいことなんて1つもない

 ○今の環境で異なる結果は得られない~環境を変え、目標を何度も口に出しながら繰り返す
 ○睡眠は時間だけでなく質も重要なので、寝具にもこだわること
 ○やりたいことより「やるべきこと」「稼げること」をやる、やりたくないことをやらないと結果はでない
 ○嫌な人、面倒くさい人、否定的な人、価値観が合わない人とは付き合わない~時間の無駄
 ○金持ちになるには、収入を大きく増やすしかない~節約よりも生きたお金の使い方を身につける
 ○「早くやっておけばよかった」と後悔する前に、お金を使って好きなことをするといい
 ○貯金が増えれば不安は減るが幸せにはならない~欲しい物を我慢しない

 ○一生稼げる3つのスキル~「コピーライティング」「パブリックスピーキング」「マーケティング」
 ▷話す言葉で相手を行動させる、やる気にさせるパブリックスピーキングは特に重要
 ○情報にお金を惜しまない~ただし、購入した情報はしっかり体得、習得すること

 ○スマホやパソコンは、常に発信者目線で接する~読む側にいるのは稼げない人で時間のムダ
 ○月収が100万円未満の人は、今はまだ楽しまなくていい
 ○稼げない人の特徴~部屋が汚い、本棚がある、成功本が積まれている

という感じです。

 

本書を読んだ感想

 とにかく誤植や変なスペースなどがいっぱい目に付き、集中して読めませんでした。

 ご本人はともかく、出版社はちゃんと校閲しているのでしょうか。

 とにかく、不要なもの、ムダなものは捨て去り、やるべきことに集中し、合間でやりたいことをやるということでしょうか。

 著者が会計士試験に向けて勉強していた大学生時代は、6時からカフェで勉強を開始し、8時から22時までは予備校、22時15分から24時までファストフードで勉強して帰宅していたそうです。

 周りは大学入試の受験勉強から開放され、キャンパスライフや恋愛を楽しんでいるのに、これだけの時間を勉強に注げる根性が素晴らしいですね。

 私も闇の学生時代を送りましたが、何にも取り組んでおらず、ただボーッとしてました。


 さて、私は月収3万円あるかないか程度なので、著者の理論で言えばまだ楽しむには早すぎるようです。

 現在、1日に4~5時間はネットで動画を観ており、まさに受信者。

 娯楽としては楽しいのですが、何か得ているか、学んでいるかと言えばそんなことはなく、時間を浪費しているだけでした。

 そこは大いに反省し、今後は発信者であることを意識してパソコンに向き合わないといけませんね。

 とりあえず、部屋の掃除から始めることにします。

 

  

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