犬は飼っていませんが、目に入ったので読んでみます。
本書のご紹介
本書は「いぬの防災を考える会」による作品です。
地震などで自宅が崩壊して避難所を頼らざるを得ないのに、そこがペット不可だったら・・・。
それ以前に、震災でどうペットの命を守るのか?
ペットを飼っている方は必読のような気がします。
本書です。
本書を読んで参考になると思った箇所
本書を読んで参考になると思った箇所を抜粋すると
・いぬの防災は、平時のしつけにかかっている
・いぬのための安全な室内づくり~余計なものは捨てる、整理整頓する、落下物がないように
・不在時に震災が発生した場合に備え、ペット用の避難経路を確保(より安全な部屋等に
移動できるようドアを開けておいたりしておく)
・備蓄~いぬ用の餌(普段食べているものと同じ餌でないと食べるのを拒否する可能性も)
水(風呂に水を溜める場合は蓋をして事故を防ぐこと!)など
・いぬのための防災グッズ~処理袋、スコップ、毛布、ペットシーツ、バスタオル
消臭スプレー、靴・靴下、水・ペットフード、おもちゃ、食器、ポータブルケージなど
・他人に吠えない、噛まないを徹底的にしつけておく
・ケージの中で過ごすことに慣れさせておく
・動物嫌いは意外に多い
・いぬのSOS信号を見逃さない~食欲不振、下痢、嘔吐、泣き続けるなど
・避難所以外でも生活できるようにしておく(テント生活など)
といった感じです。
実際に震災に遭った人たちのコメントも記載されていますが、「飼い主がパニックを起こしていぬまでパニックを起こしてしまった」、「犬用の靴を用意していなかったので飼い主は荷物を持ちつついぬをずっと抱いていなくてはならなかった」、「すぐに帰れると思い係留したまま避難し、後日いぬの様子を見に行ったら逃げ出していた」など多くの人が大変な思いをしたようですね。
小型犬を飼ってらっしゃる方、こちらはどうでしょうか? リュック型なので手がフリーとなり避難時も動きが制限されにくいと思います。
本書を読んだ感想
いつか小さな家を建てていぬと暮らしたいという思いは以前からあるのですが、やはり自分が先に死んだ場合のリスクを考えていぬを飼えずにいます。
そして、本書を読んで、震災が多発する日本でペットを飼うことは大変な覚悟が必要だと分かりました。
大切な家族を守るためにもしっかり対策を取っておきたいですね。
なお、巻末にいぬの避難グッズが写真付きで紹介されていますが、色々あって興味深かったです。
確かにガラスなどが散乱した道を歩かせる訳にはいきませんね。また、震災時でなくても夏場に熱くなったアスファルト道を散歩させる時にも使えそう。
防災コートもあります!
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