【セミリタイア生活と読書】ヒロシ『ひとりで生きていく』を読んで

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 もう「ヒロシです。」のネタより、「ソロキャンプの人」というイメージなんでしょうね。

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本書のご紹介

本の写真

 

 本書の著者はあのヒロシさんです。

 私はいつも独りで登山を行ってきましたが、ヒロシさんの影響でソロキャンプに興味を持ち始め、少しずつ道具を揃え始めました。

 ヒロシさんのユーチューブにもチャンネル登録しており、いつもチェックしています。

 最近ではソロキャンプ芸人としての需要(出演)が多いようでユーチューブの更新はあまりないですが、登録者数113万人とすごい数。

 たまに「ソロキャンプに飽きてきた」とも口にされていますが、まだまだ頑張って楽しさを広めて欲しいですね。

 本も結構出されてるようで、本書は8作目のようです。



 本書です。

本書を読んで参考になった箇所

 本書を読み参考になったのは

 ○人間関係に執着しない、でも疎かにもしないこと
 ○他人に期待しない、頼らない
 ○日頃から気軽にたくさんのタネを同時に蒔くこと、失敗してもめげず、芽が出たら育つかどうか分かるまで続けてみること
 ○お金の不安から開放されるために節約して貯金してみること
 ○ネットなどの時間の無駄遣いは注意すること
 ○敵に塩を送るような消費は避けること
 ○ひとりでできる、お金の掛からない趣味を見付けること
 ○無理をしないこと、「無理をしなかったら最悪どうなるのんか?」と想像し、それでも構わないと思えば、その無理を放棄する
 
といったところです。

本書を読んだ感想

 4畳半のアパートで過ごした下積み時代から、「ヒロシです。」のネタでブレイクし、最高月収4000万円という成功を掴んだ後、一発屋として忘れ去られ(というよりヒロシさんの方から芸能界を去ったようですが)、そこからユーチューバーとして再ブレイクするという、振れ幅の激しい人生を送ってきたようです。

 そのためか、人間関係に対してはすごく冷めた考え方を持っているようですが、共感できました。


 でも、「敵に塩を送る消費をしない」という考えは面白いですね。
 私は高いからMacをあきらめたのですが、ヒロシさんはイケてるアップルの社員がさらにモテることになるから買わないとのこと。
 なるほど、そんな考え方をする人もいるんですね。


 また、「タネを同時にたくさん蒔く」ということはとても大切だと思いました。
 実際、タネのひとつだったユーチューブが当たって再ブレイクした訳ですから、ちゃんと実証されています。

 私も歳だからと諦めず、色んなタネを撒いていきたいと思いました。


 さらに、「無理をしない」という考え方にも共感しました。
 無理をしてまで人間関係を継続させたり働いたりしても心身を壊して不幸になるだけです。

 家庭がある人は無理をせざるを得ないのかもしれませんが、うつ病になったり自殺したり他人を傷つけたりする前に何とか逃げ出して周りに助けを求めてもらいたいですね。

 あとがきに「50歳、未婚、彼女なし。友人なし、財産は山林のみ」とありますが、蓄えは十分あるでしょうし充実した日々を送っているのでしょう。

 私も年齢こそ違いますが、未婚で彼女も友人もおらず財産もないという境遇です。
 でも、ヒロシさんと同じく、ひとりぼっちでも無理をせずにそれなりに楽しく生きていこうという前向きな気持ちになれました。

 



 本書です。


 ソロキャンプに興味のある方はこちらをどうぞ。(単行本です)


 こちらは4月に発売される最新巻です。


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