ただ漫然とソロ山行を続けていますが、今一度基本を見直したいと思います。
著者のご紹介
本書の著者は高橋庄太郎さんです。
山の雑誌や書籍でご存知の方も多いのではないでしょうか。
著者に関しては、ブログは更新されていませんが、フェイスブックやインスタグラムはしっかり更新されているようです。
また、ヤマケイオンラインでも記事を連載中であり、読むことができます。
本書です。
本書を読んで役に立つと思いメモした箇所
本書を読み、役に立ちそうだと思ってメモした箇所を抜粋すると
○基本は「必要なものは忘れず、不要なものは保たず」
○少しずつ難易度を上げる~「日帰り散策」➝「ベースキャンプ型 山頂往復」➝「全荷物持参型 山頂往復」➝「本格的縦走」
○日帰り、小屋泊ならばツェルトを用意する
○緊急対応の装備(エマージェンシーキットとリペアキット)を使い、自分の力で何とかしのぐ
といったところです。
本書を読んだ感想
登山を始めたのはずっと前ですので、初心者ではありません。
ですが、縦走に関しては最大で2泊止まりですし、3000メートル峰も富士山を1度だけというレベルなので、素人レベルというのが正直なところです。
そんな私が本書を読んで感じたのは、「初心忘るべからず」でした。
私も登山を始めた頃は、これから登る山の情報を集めるだけ集め、どういったルートで登るのかなどシミュレーションをし、数日前までにはしっかりパッキングを済ませていました。
でも今は・・・適当にザックに水とカロリーメイトだけ放って出掛けることもしばしば。
今はスマホがあり、GPSも登山用の地図アプリもありますから、紙の地図やコンパスなどは持参しません。
登るのが低山ばかりということもありますが、ちょっと山を舐めていたと反省しました。
おわりに
コロナも制限や自粛ムードがなくなり、私自身、ワクチンも3回接種を終えていますし、少しずつ山行へのモチベーションが高まってきたので、登山客で密にならない低山ではありますが山行を再開しています。
そして、いよいよ北アルプスの山々を登ってみようとも考えています。
その前に、山への警戒心が薄れていたことに気付けて良かったです。
ソロ山行で遭難や負傷して救助を呼べば、当然ですが世間から相当なバッシングを受けます。
怪我してバッシングを受けるだけならまだマシですが、山の場合、さらに命を失う可能性だってあることを忘れてはいけませんね。
どんな山でもリスクがあること、そのためにしっかり準備をし、訓練を重ねて登らなければならないこと、それらがあって、最終的に最高の満足感を得られることを忘れてはいけないと、改めて認識できて良かったです。
本書です。
私が最初に購入した著者の本はこちらでした。トレッキングの基本が学べます。
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