稼げるブログを作り上げるための勉強です。
本書のご紹介
本書はファイナンシャルプランナーである武藤貴子さんの著作で、2016年に出版されたものです。
サブタイトルは『初心者でも失敗しない』で、さらに『トレンドアフィリなら1日30分で月20万円の収入!』とのコピーも記されています。
トレンドアフィリって昔聞いた気もしますが、いまでもやっている人がいるのでしょうか。
また、1日30分で20万円など夢みたいな話ですが、ファイナンシャルプランナーがそんな釣り文句を使って良いのでしょうか。
不安と期待混じりで読み始めます。
メモしたところ
本書を読んで気になりメモした箇所を列記すると
○トレンドアフィリとは、多くの人が関心を寄せている話題のテーマで記事を書き、アクセスを集めて稼ぐアフィリエイトのこと
○商品やサービスを売る必要がなく、広告がクリックされるだけで報酬が入る
○グーグルアドセンスを利用することで、広告がクリックされやすい環境が勝手に整い、商品やサービスを売らなくてもクリックだけで報酬が得られる
○グーグルアドセンスの審査を受ける際には、「トレンド」の記事ではなく、審査用の日記を10記事ほど書いておく。この日記記事は、当たり障りのない内容であればあるほど通過しやすくなる
○また、この時点では、画像や動画、リンクなどは載せないようにする
○二次審査中にも、3日に1度程度は日記記事を更新しておいた方が安心
○トレンドアフィリでは、雑多なテーマを1つのブログにどんどん盛り込んでいくという方法でアクセスを集めていく
○参考にしてもらいたいのは、日常生活の知恵やお役立ち情報、イベントや行事などを扱っているブログ
○ショートレンジキーワードは、話題になった時、爆発的にアクセスを集めるキ-ワードで、旬が短い
○ミドルレンジキーワードは、今から約3ヶ月後にアクセスが多くなると予想されるキーワード
○ロングレンジキーワードは、長期にわたりアクセスの集まるキーワードで、季節のイベントや有名な観光地など
○ショートレンジは常に話題を追いかける必要があるので大変
○ミドル&ロングレンジキーワードを効果的に使う
○「ミドルレンジキーワードを探す」作業を続けていくと、いずれは年間を通して、ほぼ全ての時期にアクセスの集まる記事が入ることになる
○ミドルで安定的に大量のアクセスが集まるようになったら、今度は少しずつ「1年中アクセスの多いロングレンジキーワードを増やしていく
○毎年特定の時期に行われるイベントや行事を挙げていけば、キーワードはたくさん見付けることができる
○キーワードのボリュームを調べるサイトとして「グーグルトレンド」がある
○読み手に必要な情報を与えるためには、大体1200~1800文字程度が適切
○記事に関連する画像や動画を効果的に入れると、これだけで読みやすい印象を与えられる
○画像や動画を入れて読みやすくすると、ページにとどまる時間が長くなり、グーグルからの評価が高まる
○ただし、著作権の問題に注意が必要
○読みやすいよう、1行の長さを左右全体の3分の2程度に抑える
○行間については、長くても、4センテンスくらいで1行あけるのがちょうどいい
○大切なのが「見出し」で、1つの記事の中に、いくつか見出しタグを使って文章を区切る
○短期間・短時間で確実に成果を出す方法は、「キーワード戦略の徹底」と「自分で記事を書かない」
○記事を自分で書く場合でも、キーワード戦略は非常に重要となる
○記事のテーマが決まったら、盛り込む内容をネットで調べて、リライトするという作業が基本になる
○元の文章がわからないくらい、自分の言葉で全く違う表現にする必要がある
○タイトル付けの基本は「左に重要なものを持ってくる」「長さは30文字程度まで」「キーワードの羅列ではなく、自然な日本語にする」
○トレンドアフィリで成果が出たら、「情報商材アフィリエイト」「オリジナルのコンテンツを自ら販売」「トレンドアフィリエイトを教えることで収入を得る」
といったところです。
感想は・・・・「ちょっと自分には合わないかも」でした。
重要なのはテーマ選びのようです。
ミドルレンジとロングレンジレンジのキーワードを見つけ出し、それをテーマとする。
そこさえ出来たら、記事の作成だけでなくアップ作業でさえ他人に発注しても構わないとのこと。
ちょっと、私のスタイルとは違いますね。
まあ、成功者について何人も紹介されており、それらの中にもキーワードだけ自分で決めて、記事の作成は外注に任せている人がいるようですし、毎月多くの収益を得ている以上、それも正解のひとつなのでしょう。
今のところ、新たにトレンドアフィリ用のブログを立ち上げ、日記を付けてアドセンスに合格し、トレンドアフィリを展開する気にはなりませんでした。
何度申請しても受からないアドセンス審査には拒否反応が未だに残っているので。
あと、「アドセンス申請用に先ず日記記事のブログを作成する」、「テーマが決まったらネットで調べてリライトする作業が基本」と書かれているのには、何だかドキッとしました。
ただ、テーマやキーワードの選定、タイトルの書き方、読み安さを考えた分の長さなどは、今のこのブログにでも活用できそうですので、これからはそれらを意識してみます。
本書の最後に、特典PDFへのアドレスがあり、そのPDFを読んでみました。
そのPDFは2021年に作成されたもので、やはり2016年当時と現在ではトレンドアフィリを取り巻く状況が変わっているとのことです。
例えば、本書では「雑記ブログ」スタイルが勧められていましたが、今は「特化ブログ」の方に利があるなど。
まあ、トレンドアフィリでは稼げなくなったとは書かれていないので、まだやってみる価値はあるのかもしれません。
稼ぐための一手法として、知っておいても損はないと思うので、興味のある方はどうぞ。
なお、アマゾンで調べてもたところ、下の本は2021年出版ですね。
評価がないので不安ですが、Kindle Unlimited会員なら無料で読めますので、読んだら感想を教えてもらえると助かります。
コメント