セミリタイアをしたら車中泊しながら全国を旅する予定でした。
コロナ禍も少し落ち着いてきたようなので、そろそろ旅へのモチベーションを上げるべく読んでみました。
本書(さくらももこ著『またたび』)のご紹介
さくらももこさんと言えば、漫画やアニメで有名な『ちびまる子ちゃん』ですよね。
その一方で、エッセイストとしても人気だったようで、初期エッセイ集3部作はいずれもミリオンヒットしたとのこと。
私は今回初めてさくらももこさんのエッセイを読むのですが楽しみです。
なお、さくらさんは2018年に53歳の若さで亡くなっているので、もう新作は読めないのですね。残念です。
こちらは文庫版。
本書の感想
思ったよりライトなものした。
ロンドンやハバロフスク、グアム、韓国などの諸外国に加えて、日光や仙台など国内を訪れるのですが、それぞれ10ページにも満たないものがほとんどで、写真もわずかです。
なので、その地への旅行の参考にするというよりは、さくらさんが感じたことや、周りの面白おかしい人の描写を楽しむものなのでしょう。
読んでみて感じたのは、「取材旅行って良いな」、『旅は道連れだな」ということ。
さくらももこさんの著書を読むのが初めてなのでネット調べなのですが、もしかすると、本書はさくらももこさんが編集長兼ライターとして手掛けたムック本『富士山』から派生したエッセー集なのでしょうか。
その『富士山』も読んだことがないので分からないのですが、とにかく、国内外への旅は取材旅行を兼ねているというかそちらがメインのようです。
旅行にでかけて、観光やグルメを楽しみ、記事とする。
もちろん、費用は経費として処理する。
これは最高ですね。
私も今後、いろんな所を訪れようと思っていますので、それぞれの名所やグルメ、地元の人たちとの触れ合いなどを記事にするつもりです。
また、いつも独りで行動していますが、気心の知れた仲間が一緒にいれば、旅もまた面白みを増しそうな気がしました。
といって、私とスケジュールを合わせられる人はいないでしょう。
そうなると、犬を飼うか・・・。
とりあえず、無茶苦茶面白いというものではありませんでしたが、気分転換として手軽に読めるものでした。
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