この手のタイトルの本を借りる時って、ちょっと恥ずかしいですよね。
本書のご案内
著者の中村薫さんはファイナンシャルプランナーとして独立され、他にも終活カウンセラーや宅建の資格をお持ちとのこと。
タイトルにもありますが、著者も独身のようです。
著者紹介欄には「10代のころから結婚するイメージがなく、老後ってどうやって食べていくものなの?という疑問をいだき続け・・・」とありますが、どうか著者が幸せな人生を歩んでいますようにと思わずにいられません。
本書を読んでメモしたところ
本書を読み、覚えておこうとメモした箇所を列記すると
○気軽にペットを飼うのは危険~世話、鳴き声、医療費、寿命などをよく考えてから
○短期決戦で婚活をするのは危険~大切な時間とお金を無駄にする可能性も
○車を買うのは危険~1台の車を10年間、30年で3台乗るとして1320万円も
○なんとなく賃貸に住み続けるのは危険~いつまでも借りられるのか
○親と同居できるのにひとり暮らしをするのは無駄~金銭的にメリット。しかし後に親が老後施設に入るなどで売却する可能性もあるので、貯蓄は継続
○高コストな趣味を始めるのは無駄~上限を設定して楽しむ
○今後必要だと介護保険に入るのは無駄~介護予算の目安は約550万円。預貯金と介護保険とのバランス
○やりたいことリストを作ろう~5年以内に、60歳までに、いつかそのうち、など分けると良い
○心配なことリストを作ろう~漠然とした思いが明確になり、客観視しやすい
○年表に予算を入れて長期支出予定を立てよう~やりたいことリスト、心配なことリストの予算予想
○これからの住まい方について考えよう~シェアハウス?サービス月高齢者向け住宅(サ高住)?
○若い内に遺書を書いてみよう
▷葬儀のスタイル、お墓の指定(散骨?)、パソコンのデータの処分など
▷持ち物の処分、賃貸解約の手続きなど
▷財産~医療費、葬式代などに充てる費用、分与の相手の指定など
▷終末期~介護、延命治療、余命告知など
という感じです。
本書を読んだ感想
まえがきにも書いてありますが、誰にでも分かりやすいように書いてあります。
また、さすがFPということで、保険については医療保険、終身保険、年金保険、介護保険、変額保険などについて、それぞれ著者の意見が述べられており、参考になりました。
個人的には、犬を飼いたいのですが、長ければ15年くらい生きますよね。
そこまで私が生きられるのか、面倒をみてやれるのか、ちょっと躊躇します。
あと、この手の本で必ず取り上げられるのが「車」です。
私が暮らす田舎では高齢者が大勢運転しています。
田舎故に公共機関も充実していないので、車を使うしかないんです。
その他、親の介護も気になります。
いずれ実家に戻り親の世話をしなくてはならないのですが、ずっと元気でいて欲しいものです。
遺書については、書くまではせずとも、ある程度の希望は早めに親兄弟に伝えておいた方が良いのでしょうね。
銀行口座や証券口座の番号やパスワードも伝えておくべきなのか、私が死ねば遺族に引き渡してくれるものなのか、まったくの勉強不足です。
このあたりはもうちょっと勉強して記事にして還元できればと思います。
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