捨てなくていいという安心感をもって、本当に必要か判断しましょう!
本書のご紹介
本書の著者は、伊藤勇司さん。
著者紹介欄によると「空間心理カウンセラー」とのことです。
ご自身の公式サイトがありますね。
本書です。
本書を読んで参考になると思った箇所
本書を読んで参考になると思った箇所を抜粋すると
・「捨てる」ではなく、「今あるものを大事にする」
・掃除道具から入らず、今持っているものを使い、できる範囲だけやってみる
・自分が1番長くいる場所から片付けを始める
・掃除の際は「何もない空間を作る」という意識を持つ
・「出す・磨く・戻す」が全て!
・台所はシンクだけでなく、調味料や鍋等を置いている場所でも「出・磨・戻」を
・冷蔵庫も「出・磨・戻」により、無駄な買い物がなくなる
・床は「暮らしの土台」~「床磨き」
といったところです。
思い立ったら即行動!
掃除グッズは最低限! 故に良いものを選びましょう!!
冷凍庫に使わない食材が入ってませんか? それらは処分して、使える冷凍総菜をストックしましょう!
本書を読んだ感想
片付け関連の本は近藤麻理恵さん他、多数出ていますが、精神論的な内容と技術的な内容に大きく分類できるかと思います。
本書に関しては、どちらかといえば精神論的な内容かと。
結局、やる気が起きなければ実践も何もないですしね。(;^_^A
とにかく、本書の肝はタイトルにもある「捨てない」ですね。
とはいえ、結局、捨てさせる流れではあるんです。
捨てなければ増えていく一方で片付かないので。
なので、捨てる決心をするまでにどうアプローチするか。
有名なのは「ときめくかどうか」ですが、本書では「出す・磨く・戻す」ことで判断します。
「出す・磨く・戻す」が本書の肝のひとつなので詳細は書きませんが、出して磨くこと、戻す順番を考えることで執着心を見直すことができるので、これはとてもいいアプローチですね。
断捨離ブームが起きて久しいですが、確かに捨てることにだけこだわり過ぎた気がします。
「捨てなくていい」と思うだけで心に余裕が生まれますし、無理せず落ち着いて物の必要性を判断できるでしょう。
また、いきなり家の全てではなく、部屋のごく一部だけでやれば良いというのもグッド!
片付けたいけど片付かない、どこから手を付ければ良いのか分からないという方にとって、本書は得るものが多い内容だと思います。
本書を読めば掃除や片付けに対するハードルが下がるはずなので、あとは実践あるのみです!
なお、本書では場所別の片付け方法についても記載されていますが、例えばトイレ掃除では「結婚運、恋愛運、金運を高めたい人に」とのタイトルになっています。
これって、どうなんでしょう。
急に風水なり占いの怪しさが漂ってきて、うさん臭くなってマイナスな気がします。(;^_^A
ここまで振り切れば違う世界が見える?
マッチングアプリで片付け好きな相手を選んでみます?
自力で心から理解しあえるパートナーを見つけるって困難なんでしょうね。
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