2022年も1ヶ月が過ぎました。
皆さん、身体に良いものを食べていますか?
私のような貧乏人にはあまり選択肢がないので、どこまでこだわるかが問題ですね。
本書のご紹介
本書の著者は渡辺雄二さんです。
著者の紹介欄には、「科学ジャーナリスト。大学工学部合成化学科卒業後、消費生活問題紙の記者を経てフリーとなる」などとありますね。
本書の他にも『加工食品の危険度調べました』、『飲み物の危険度調べました』。『「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物』といった著書があるようです。
本書を読んでメモした箇所
本書を読んでメモしたものを抜粋すると
×合成着色料の「赤色2号(赤2)」~発がん性が高いとしてアメリカでは禁止
×合成甘味料の「スクラロース」と「アセスルファムk(カリウム)」~免疫低下、肝臓にダメージ
×カラメル色素~Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの四種類あり、ⅢとⅣには発がん性あり。「カラメル色素」としか表示されないので、この表示がある商品は避けたほうが良い
×発色剤の「亜硝酸Na]~発がん性のあるニトロソミアン類が生成されることがある
×”シャウエッセン”や”アルトバイエル”には亜硝酸Naが添加されており「不可」の評価
×”タコさんウインナー”には亜硝酸Naの他、発がん性の疑いがあるタール色素の赤102や赤3が添加されており「不可」の評価
○ハンバーグでおなじみの石井食品は添加物を使わない方針なので、本書でもハンバーグやミートボールは「良」の評価
△味の素の”ギョーザ”も、一応、「可」の評価
×”こくまろカレー”にはスクラロース、”プレミアム熟カレー”にはスクラロース、アセスルファムKが添されており「不可」
△”おかめ納豆”は、タレやからしに調味料(アミノ酸等)が添加されているが、とりあえず「可」
×”岩下の紅生姜”はタール色素の赤102が添加(本書に記載はないが、”岩下の新生姜”について製造元HPの原材料表をみると「調味料(アミノ酸等)」や「着色料(赤106)」の表示あり)
×明太子・たらこ・いくらは全商品が「不可」判定。発色剤、タール色素が添加され、塩分が強いので胃にダメージを与え、そこに発がん物質が作用してガン化しやすいとのこと
×コーラ系も全て「不可」~原材料のほとんど全てが添加物で「ゼロ」や「トクホ」にも合成甘味料が使用されている
・”ポカリ”は「可」、”アクエリ”は合成甘味料のスクラロースが添加されており「不可」
・飲むヨーグルトは、”R-1”と”ブルガリア”は「可」、”恵ガゼリ菌SP株”はスクラロースが添加され「不可」
・野菜ジュースの”1日分の野菜”と”野菜一日これ一本”は「良」評価
・ワインは酸化防止剤の亜硝酸塩が添加されていないものを選ぶ
・キシリトールガムも添加物がいっぱいで「不可」評価
・”ヤマザキ 薄皮ピーナッツパン”は添加物が11種類、合成保存料の「ソルビン酸」が添加
・”カップヌードル”、”スーパーカップ1.5”、”一平ちゃん夜店の焼きそば”、”サッポロ一番みそラーメ”はいずれも、カラメル色素を含む11~15種類の添加物が含まれているので「不可」
といった感じです。
本書を読んだ感想
想像以上に気が重くなってしまいました。
明太子は大好きですし、日本酒を飲む際の最高の肴のひとつです。
登山を終えて登山口まで無事戻れたら、いつもコーラでひとり祝杯あげてます。
アクエリもポカリ以上に飲んでました。
薄皮ピーナッツパンも行動食、非常食として登山の時は毎回ザックに入れてます。
カップヌードルは全カップ麺の中で最も好きです。
サッポロ一番みそラーメンは全袋麺の中で最も好きです。(確かバカリズムさんもそうですよね)
さて、困りました。
「不可」とされているもののほぼ全てが「美味しいもの」です。
また、値段も良心的なため、長いこと食べてきました。
安くて美味しいものを提供してくれている企業に感謝すべきでしょうか。
しかし、見方を変えれば、企業はコストを下げるため、海外では使用不可となっている危険性の高いものを未だに使い続けて利潤を追求してます。
私たちの健康など度外視しているとも言えますね。
かといって、批判するつもりはありません。
一応は、使用を認可されているものを使っているのですから、企業はその制限の中で最大の努力をしている訳です。
ですから、その商品が抱えるリスクを受け入れて購入し体内に取り入れるか、拒否するかを選択するのか、すべて私たち購入者に掛かっているのですね。
私の場合は・・・ちょっと考えます。
貧乏生活を送っている以上、本書で「不可」となっている食品全てを拒絶するのも厳しいです。
かといって、ガンなどを患って、高額な手術代や入院費用を払うわけにもいけません。
可能な限り、不可となっている食品は避けようと思います。
みなさんも、一度どの食品が危険なのかチェックした方が良いかと思います。
お互い、自己責任で後悔しない食生活を送りましょう。
↓本書です。
↓同じ著者の作品です。「令和版」とあり、2022年に出版されたばかりのものなので、扱う商品も最新のものなのでしょう。
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