たかぎさんの作品、かなり面白いです!
本書のご紹介
本書の著者はイラストレーターのたかぎなおこさん。
前回、『良いかげんごはん』をご紹介しましたが、とても面白かったので今回の本を読むことにしました。(購入したわけでなく図書館で借りただけなので売上に貢献できず恐縮です ^^;)
本書(紙媒体)です。キンドル版は見当たりませんでした。
本書の内容
本書で著者が手作りするのは
・黒板
・封筒
・シューズ袋
・アルバム
・コースター
・苔玉
・棚
・メロンクリームソーダ
・風呂敷
・マグネット
・ばくだんおにぎり
・サンタブーツ
・額
・梅干し
です。
本書を読んだ感想
全てカラーの漫画なので読みやすく、何より中身が面白くて良かったです。
これが文字と写真だけだったら、よほど良いモデルさんでなければ読むのが苦痛でしょうね。
読んだ感想ですが、先ず思ったのは「ものすごくポジティブだな」。
例えば、スケジュールを書き込む「黒板」や写真を綴る「アルバム」、「封筒」、「風呂敷」など、どれも百均に売ってますし、わざわざ自分で作ろうと思わないですよね。
でも、それをそれなりのお金と時間を掛けてでも作ってやろうというチャレンジ精神、御見逸れしました。
私には真似できません。
真似できないといったら、「コースター」も「苔玉」、「棚」もそう。
「サンタブーツ」や「メロンソーダ」などは本書を読まない限り、自分で手作りするという考えすら浮かばなかったはずです。
でも、実は「梅干し」はやったことがあるのんですが、梅を買うタイミングや仕込む手間、天日に干すタイミングなどが難しかったので、2年で止めてしまいました。(著者ほどの梅干しへの愛がないことも原因ですが)
それでも「バクダンおにぎり」は必ずやりたいと思います。
具の可能性は無限ですよね。
今はコロナ禍などで山行を控えていますが、いずれどこかの山やキャンプ場で「華丸鍋」を作りつつ、家で作ってきた「バクダンおにぎり」を頬張りたいと思いました。
おわりに
何でも自分で作ってみようというチャレンジ精神は素直にすごいと思いました。
100均で買ったものは何か支障が出たらすぐに「また買えば良い」と思って捨ててしまうので、愛着がわくことなどありませんが、自分で手作りしたものならずっと使い続けたいと感じるはずです。
実際、私も自作の梅干しは愛着がわき過ぎて、減らしたくないと思ってしまい食べるのを我慢するという意味不明な現象が起きてしまったくらいです。
普段の生活でもできることなら既製品ではなく、自分手作りのオリジナルの品に囲まれたいとも思うのですが、大きな問題がひとつ。
モノを作りには道具が必要です。
作りたいモノが多ければ多いほど、それを作るための道具も必要で、結果、周りに道具が増えてしまうことになります。
ミニマリストではありませんが、狭いワンルームのアパート暮らしですし、できればモノを所有したくないので、ここが悩みどころです。
棚を1つ増やすため、それを手作りするための電動ドリルやキリ、ネジ、ボンド、スケールなどが必要となります。
使い終えたら電動ドリルなどは全部捨てるという手もありますが、それは何か違いますよね。
結局、お金の力で解決できるのんはそうするのがスマートでしょうか。
でも、自分の力で何とかするのがクレバーですね。
本書です。とても楽しめました。
著者は既に結婚、出産されていますが、独身生活も長かったようです。今でも独り身の私も読んでみたいです。(残念ながら私が利用する図書館にないので読めません)
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