得るものは特にないですが、失うものもない感じでしょうか。
著者のご紹介
本書の著者は益田ミリさん。
著者紹介欄ではイラストレーターという肩書のみで、漫画家との記載はありません。(本書は漫画です)
今回、初めて名前を知りましたが、アマゾンで作品を見ていたところ、『スナック キズツキ』という作品を発見!
原田知世さんが出演していたドラマ、観てました!
著者のブログなどは見付けることができませんでした。
ツイッターはあったものの、ずっと更新されていません。
なお、複数の出版社のサイトでコラムというかエッセイみたいなものをちらほら見掛けました。
本書の副題は「am・is・areでつまづいたあなたへ」となっており、アマゾンでは「日本語の発想でしか英語をとらえられず、すぐに挫折していた人たちに贈る『英語入門の前に読む入門書』、誕生!」と紹介されています。
何かしらの力を与えてくれそうな気がしますね。
本書です。
本書の内容について
本書の主人公は40歳の主婦です。
海外旅行に出掛ける計画があり、その際に地元の人と会話をしたいと英語の家庭教師を雇います。
ただ、これまで学校で英語を習ってはきたものの、その後は全く使う機会がなかったようで、ほとんど記憶に残っていません。
そこで英会話よりも先ず英語自体の勉強のやり直しを決意しますが・・・。
そう、副題にあるとおり、am・is・areの使い分けとは、単数と複数の区別とは、1人称・2人称・3人称とはなど、まさにゼロレベルからのスタートです。
分かったふりをせず、正直に分からないと質問する純粋な主人公。
そんなレベルからの指導に戸惑いつつも、主人公の物事の考え方に興味を持ち、教える楽しさを知る家庭教師。
二人の漫才みないた掛け合いによる学習が進んでいきます。
映画化されたそうです。
本書を読んだ感想
私も毎年英語の勉強をスタートさせていますが、改めて例えば、「aとtheの使い分け」を説明しろと言われても上手くできないですね。
私も本書の家庭教師のように、そんなものと深く考えることなく学んできた感じです。
さて、本書を読んだ感想ですが、とりあえず「英語入門の前に読む入門書」ではない気がします。
本書を読んで英語学習へのモチベーションが高まったりはしませんでしたので。(;^_^A
ただ、英語に限らず人にはその人にあった学習スタイルがあること、自分が普通と思っていることが他人にとっては普通ではないかもしれないことなど、相手の立場になってみたり相手に合わせてみることが大切だということには気付けたと思います。
こちらはテレビドラマ化されたそうです。
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