【セミリタイア生活と読書】『ロバート馬場ちゃんのキッチンmemo いつもの料理が“パっと”おいしくなる魔法』を読んで

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本の写真

 

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 『家事ヤロウ!!!』でもお馴染みの馬場さん。

 料理上手な芸能人は数多くいますが、しっかりとした地位を確立していますね。

  

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本書のご紹介

 ロバートの馬場さん、それだけで説明は不要ですね。

 トリオだとどうしてもボケの1人だけが売れて、残りの2人はたまにしかテレビなどで見掛けなくなるパターンが多いですし、ロバートであれば秋山さんがピンでよくテレビ出演していますね。

 そこで残った2人はそれぞれ稼げる道を探すことになるのですが、馬場さんの場合、それが料理でした。

 家事ヤロウ!!!によれば地方で3つも冠の料理番組を持っているとのこと。

 芸は身を助けると言いますが、趣味が高じて突き抜ければお金を稼ぐ手段となるなんて素敵なことです。

 さて、本書ですが、いわゆるレシピ本ではありません。

 巻末に、ちょっとだけ極めて簡単の料理のレシピが載っているのですが、タイトルにも「キッチンmemo」とあるように、いろんな食材を取り上げて、どう下ごしらえするのか、どう味付けするのか、どう保存するのかなどについて述べられた、ワンポイントレッスン集みたいな構成です。

 

 

参考になったところ

 これは参考になると思ってメモしたものを列記すると

 ○しおれた葉物野菜は50度のお湯で洗うとみずみずしい状態に戻る
 ○オクラはネットごと塩で擦り洗いをする。ヘタを切り落としてゆでると水っぽくなる
 ○もやしは洗ってから使うと、匂いが取れて、食感もシャキッとなる
 ○鶏もも肉を焼くならひっくり返すのは一度だけ、冷たいフライパンから皮を先に焼く

 ○時間が経った刺身は流水で洗い、塩と日本酒を合わせたものにまぶして軽く揉み、キッチンペーパーで水気を取ると、余計な水分が抜け、歯ごたえが良くなる(塩1:酒9)
 ○魚の切り身は水で洗わず、そのまま焼き始める
 ○炒め物の調味料は火が通った終盤に入れる、早めに入れると野菜から水分が流れ出る

 ○お米はシンク下でなく冷蔵庫の野菜室で保管
 ○玉ねぎは1つずつ新聞紙(キッチンペーパー)に包んで冷蔵室へ
 ○ジャガイモはキッチンペーパーとポリ袋の二重で野菜室に保存
 ○にんにくは一房ごとキッチンペーパーで包んでジップロックして野菜室で保管
 ○もやしは水に浸してチルド室へ。未開封なら冷凍保存も可

 ○肉全般~ピッチリラップして、冷蔵ならチルド室、冷凍なら保存袋で冷凍焼けを防ぐ
 ○そうめんの残りは袋に戻さず、密閉容器に入れて冷暗所で保管
 ○醤油はシンク下でなく冷蔵室で保管、開栓後1ヶ月が美味しさの目安なので適量サイズを購入する
 ○味噌はラップを挟んでチルド室へ~常温保存もできるが減塩や調味料入りは傷みやすい
 ○みりんは常温、みりん風は冷蔵

 ○ガラスの曇り(水アカ)は酢を薄めたぬるま湯で磨く

といった感じです。

 

本書を読んだ感想

 「お米を研ぐとき、最初の水は浸けるだけで、2回目から研ぐ」とか「お米は炊く前にきちんと浸す」など、超基本的なものもあります。

 でも、トータルで100を超えるアドバイスが載っているので、私のような素人でない人にも幾つかは役立つものがあるのではないでしょうか。

 最後の方のレシピも結構簡単な材料で手軽にできそうです。

 個人的な感想としては、野菜や調味料の保存方法について大きく間違っていることに気付かされました。

 玉ねぎもジャガイモもにんにくも、全部常温保存できるだろうと思い、台所の端にポンと放っていました。

 また、醤油やみりん風もずっとシンク下で保管してました。

 うーん、でも私の冷蔵庫にはチルド室とか野菜室はないし・・・。

 まあ、できること、直せることだけでもやってみます。

 

 という感じで、サラッと気軽に読める内容です。

 1300円+税という額が内容に見合うのかと問われると、ちょっと回答に苦しみますが、まあ馬場さんのファンなら買っても良いのでは?

 ファンでない方も、一度図書館で探して読んでみると学びがあるかもしれませんよ。

 それでは!!

  

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