【セミリタイア生活と読書】百田尚樹『カエルの楽園』を読んで

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 エンタメと楽しむも良し、日本国民への警鐘と捉えるも良し。

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本書の著者のご紹介

本の写真

 本書の著者は百田尚樹さんです。

 「永遠の0」は映画化もされているのでご存じの方も多いですよね。

 昔はよくテレビでお見掛けしましたが、今も出演されているのでしょうか。(我が家にはテレビがないので)


 調べてみるとユーチューブ(チャンネル登録者数 24万人超)やツイッター(フォロワー50万人超)がありますね。

 試しに動画を1本見てみましたが(「ガツンとみかん」を食べてました)、トークも相変わらず面白く楽しめました。
 

 本書(単行本)です。文庫版もkindle版もあります。

 

本書を読んだ感想

 本書の出版は2016年とのことですが、大きな新聞広告が出たりして結構話題になっていたことを覚えています。

 もうずっと前のことのようにも思いますが、まだ6年前だったんですね。

 
 さて感想ですが、本書を読んでいる最初から最後まで、ずっと胸やお腹のあたりがモヤモヤというか、ズシンと重苦しいというか、快くない感覚を覚えていました。

 本書は著者からの日本国民への警告、警鐘と受け止めるべきなんでしょうね。

 そして、やはり力に対抗するには力が必要だということでしょうか。

 確かに、北方領土や竹島が不法占拠されても政府が遺憾の意を表明するだけで、もはや話題にすらならないのが我が国の現状ですし。

 

 仮に中国や北朝鮮が日本に侵攻してきたら・・・本書のナパージュよろしく何もできずにあっさり占領されるのだけでなく、人命や財産が奪われたり女性が凌辱されるのでしょう。

 アメリカがどう動くか分かりませんが、米軍基地の排除や思いやり予算の削減・撤廃などの声が高まって日本から完全に撤退すれば、本書の巨大なワシと同様、アメリカはただの傍観者となるのは確実。

 もちろん、このあたりは極論ですけれどね。(;^_^A

 

 いずれにせよ、我が国が戦争放棄をしていることなど諸外国には何の関係もないこと、自衛隊はあてにならないこと(それ以前に、あてにしてはならない!)、過去の侵略・支配等により反日感情を抱く国が少なくないことなどは事実。

 無抵抗のまま笑って殺されても良いですか?
 私の場合、いざとなれば国を捨てます!

 色々と考えさせる内容でした。(もちろんエンタメと割り切っても楽しめますが)

 

 こちらも高評価です。(文庫本です)

 

おわりに

 現在、ロシアがウクライナに不当に侵攻して大変な状況となっていますが、当初、あの大国ロシアが侵攻した以上、あっさりウクライナは完全制圧されると思っていました。

 しかし、西側諸国からの武器供与を受け、ウクライナ軍がロシア軍を押し返しているとの報道もあり、実際、長期化しています。

 

 ロシアが核カードをちらつかせたりするなど予断を許さない状況ですが、早急に和平交渉へと移行して紛争を終結してもらいたいものです。

 そして、世界的に景気が回復しますように!!(結局、我が身のことで精一杯です)(>_<)
  

 

 続編が出ていました。できればその時その時の世界情勢を受けて定期的に続編を刊行して欲しいですね。

 

 こちらもよろしくお願いします。

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