できるだけ6月になったら九重に出掛けて、ミヤマキリシマを見るようにしています。
昨年は入院等があって行けませでしたが、今年こそはと九重に行ってきました。
九重にも色々とミヤマキリシマが楽しめるスポットがあり、大船山などは
この時期、多くの人のブログにきれいな花々がアップされます。
私の場合は、扇ヶ鼻。
牧ノ戸登山口から1時間ちょっとで行けますし、時期さえ良ければもう最高で
ここで十分だと思えてしまうスポットだからです。
先週の日曜日は山開きの日でもあり、例年、すさまじい登山客が訪れて
ペナント争奪戦も繰り広げます。
コロナの影響で、神事は関係者のみ、ペナントは法華院温泉山荘ほか2箇所で
配られたり、役場に返信用封筒同封で申し込めば1人1枚送ってくれるそうでしたが
今年はパスすることしました。
ただ、牧の戸登山口のライブカメラを見ると、コロナ禍でも駐車場は早い時間から
車で溢れかえっていたので、びっくりです。
さて、セミリタイヤ中の特権として、平日に山に行けるというメリットを
最大限に発揮して、今年も牧ノ戸登山口を訪れました。
ただ、山開きの日なら午前6時に来ても確実に駐車場は満車で、路上駐車を
強いられますが、今日は平日の朝なのに結構な車の数。
九州各県のナンバーが揃っていました。
やはり大した人気です。
大半は定年を迎えているご年配の男女ですが、大学生くらいの若い人の姿も
ありました。
さて、牧ノ戸登山口からスタート。
毎回書いていると思いますが、この最初の上りが1番キツイ気がします。
途中、さすがにマスクを外して息を整えています。(もちろん、周囲に
人がいないことを確認してからです)
どうやら、今年は裏年というのか、ミヤマキリシマの花が咲き乱れるのではなく
咲かないまま終わってしまう株も多くあるそうで、見応えに欠けるとの情報がありました。
実際、途中から見える山肌に、ミヤマキリシマの花の絨毯があまり見られません。
とりあえず、良い声を聞かせてくれたウグイスの写真を取ったりながら(逆光(T_T))
分岐点に到着、そのまま扇ケ鼻を目指します。
例年ならすぐに花の絨毯が見えるのですが、今年はスカスカ・・・。
上までずっとこんな感じでした。
時期が早すぎたのか、裏年がこんなものなのかは分かりません。
2016年の同じ頃に訪れた時はこんな感じでした。
まあ、年によっていろいろな顔を見せてくれるのが山や花の良いところなのでしょうね。
とりあえず、今年も扇ケ鼻を訪れることができたので下山することにしました。
途中で見かけたこの花。
実はこれが1番好きかもしれません。
駐車場に戻ってくると、既に満車。
最後に。
今回も気になったのは、大半の人がマスクをしていないことでした。
屋外だから大丈夫と考えているのでしょうが、距離をとれる広大な場所ではなく
登山道は時に幅が1メートルもありません。
そこをマスクをしていない、まだワクチンも打っていないであろう老人たちが
平然と、堂々と歩いており、かなり驚きました。
中にはすれ違う直前に私に気付いてマスクをする方もいたのですが、多くの老人が
マスクもせず、直近で私に向かって元気よく挨拶の言葉を発しています。
もちろん挨拶は大事なのですが、この時期にどうなのでしょう。
ということで、私を含め、老人たちのワクチン接種が終わるまでは、家で大人しく
したいと思います。