ネット動画ばかり観ていても駄目だと思い、久しぶりに本を読みましたので、その感想を。
なお、あくまでも私個人の感想であることをご了承願います。
今回読んだ本
今回読んだのは、保坂隆著『お金をかけずに老後を楽しむ 贅沢な節約生活』で、2015年に出版されたものです。
メモした箇所
この本を読みながら、メモした箇所は
○ 定年などで仕事をやめると生活不活発病~生活が不活発となり全身の機能が低下~になりやすい
○ ロコモ(運動器症候群)対策としてお勧めはスクワット
○ お勧めの有酸素運動は散歩とウォーキング
○ 会話する機会が一気に無くなると認知症を何倍も発症しやすい
○ 毎日の予定づくりをしてメリハリある生活を送ること
○ 『テレビのお守り』は卒業してラジオを聴こう
○ 新しいことに挑戦しよう
○ 身だしなみは他人の気遣いであり、できないのは心の老化である
○ できるだけ外に出ることが若い心を保つベストな方法
○ 小さな楽しみを1日に1つでも見つける
○ 地域主催の生涯学習プログラムはお得がいっぱい
○ 美味しいランチビュッフェはお勧め
○ 義理の付き合いを整理する
○ みんなに好かれる必要はない
○ 衝動買いを防ぐ方法として余計な現金とカードを持ち歩かない
○ 歳を取るほどに栄養を摂ること
○ 酵素を上手に摂る
○ バランスと取れた腹八分がベスト
○ ビールなら1~2本、日本酒なら1~2合、ウイスキーならダブルで1~2杯に留める
○ 強い酒は薄めて飲み、食べながら飲むこと
といったところです。
読んだ感想
この本の対象は、夫が、または夫婦で会社勤めをしている人たち、つまりごく一般の社会人でしょうし、一定の貯蓄を形成していることが前提となっています。
また、著者は医師で大学教授でもあるため、著者自身の生活レベルは一般よりも高いと思われます。
ですから、その方が言う「お金をかけない」は、底辺セミリアイアの私がお金を掛けないレベルとまるで違います。
「ランチメニュー、ランチビュッフェなら三ツ星レストランなど一流レストランでもお手軽にリーズナブルに食べられます」という発想は私にはありません。(渡しの場合、ひと月の食費が1万円以下ですからね)
参考になったものとしては、やはり医師ということで、運動や栄養について触れられた箇所です。
家に引きこもりがちで本当に誰とも話しませんし、認知症になりそうで怖いですね。
また、歳を摂るほどに栄養を摂るべきという教えは、インスタントラーメンばかり食べている自分には耳が痛かったです。
お酒も倍以上飲んでいるので控えたいと思います。
衝動買いを防ぐ方法として、とある方が財布に少しだけの現金を入れるだけでカードは持ち歩かず、
何か欲しいものを見付けても、必要な現金なりカードを用意するために一旦家に帰らなくてはならないようにしていると紹介されていますが、これは参考になりますね。
会社員のころは、節約はしていたものの、いわゆる『見せ金』として、常に1万円札を10枚くらい財布に入れていましたが、落としたり盗難のリスクを考えれば、余計なお金は持たないことが一番です。
学び
普通に大学を出て、普通に会社員となり、普通に結婚して家庭を持ち、普通に定年すると、私が想像できない豊かな老後の生活を送ることができるのだと改めて認識しました。
しかし、私は自分の判断でその路線から外れ、今の質素な生活を送ることを選んでいますので、健康管理や栄養管理について記載されていた内容などを参考にして、私なりに贅沢な節約生活を送りたいと思います。
コメント