人間関係を構築、維持するためには会話は大切。
私もまだアルバイトはやるつもりですし、職場での会話のネタになればと本書を読んでみました。
本書のご紹介
著者は出版社の編集部に勤務後、編集企画プロダクションを設立するとともに、幅広い分野の著書を世に出しているとのこと。
なかには40万部を超えるベストセラーもあるそうです。
世間のニーズや人々の関心を掴むのが得意なのかもしれませんね。
本書を読んでメモしたところ
本書には、話のネタとなるウンチク、雑学などが数多く取り上げられています。
面白い、タメになると思ったものを列記すると
○「割り勘にする」の割り勘は、「割前勘定」の略
○大学ノートの「大学」とは東京帝国大学(東京大学)のこと
○時計のカタログの時間~セイコー10時8分42秒、シチズン10時9分35秒、カシオ10時8分37秒(デジタル時計はセイコー10時8分59秒、カシオ10時58分50秒)
○ゆびきりげんまんの「げんまん」とは「拳骨万回」のこと(1万回ゲンコツをくらわせる)
○ヤマカンが当たるの「ヤマカン」とは、軍師山本勘助が語源
○婚約指輪・結婚指輪が左手の薬指なのは、古代ギリシアで左手薬指がもっとも心臓(ハート)に近いと信じられていたため
○シャネルの香水に1番から4番はない~試作番号が5番で5月5日発売だったので5番になった
○ソバなどで油揚げがのったら「きつね」、具のない「他抜き」の天かす入りが「たぬき」
▷ただし関西では、うどんの上に油揚げが「きつね」、ソバの上に油揚げが「たぬき」
○丼の添え物のタクワンは2枚が多い~1切れは「人を切る」、3切れは「身を切る」、4切れは「死」をイメージさせるから
○「おあいそ」を客が使うと「この店は愛想のない店だからお金を払って帰る」になるので「お勘定」「お会計」が正解
○ゴルフのホール数は昔はバラバラで、セントアドリュースが22から18に減らし、それが好評となり他のコースも18ホールにした
○大名行列を横切ることが唯一許されていたのが、お産に駆けつける産婆さん
○上野公園の西郷隆盛像はウサギ狩りをしている姿で、犬の名前はツン
○以前は横断歩道の両端には縦線が入っておりはしご型だったが、水はけが悪い、滑りやすい、塗装代が余分に掛かるなどの理由で横線のみになった
という感じです。
本書を読んだ感想
へぇ~と感心するネタもありますが、全般的に古くて堅いネタが多い印象を受けました。
オジサン同士の会話なら興味を持ってもらえると思いますが、若い人相手に面白いと思ってもらえるか微妙です。
テレビではここ最近ずっとクイズブームが続いているので、それらを観た方がより現代的で面白く、洗練されているので若い人にも受けるネタが得られると思います。
話の種も時代に合わせて更新していくべきでしょうから。
それでは!
やはり東大ブランドは強いですね。
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