学校や職場で人工呼吸(マウス・トゥ・マウス)を習った人は多いと思いますが、大切なペットの犬に対する人工呼吸のやりかたはご存知ですか?
本書のご紹介
ご存知ですか?と尋ねましたが、私も知りませんでした。m(_ _;)m
さて、以前も異常気象に対するサバイバル術に関する本を紹介しましたが、今回、本書を見つけました。
本書の著者は Joseph Pred という方のようです。
ネットで調べてみると、著者については
Joseph Pred is a trained EMT, hazardous materials technician, and disaster-management specialist whose expertise also encompasses public health, risk management, and fire safety. He was the head of all public safety and emergency services for the annual Burning Man festival for 18 years, an ongoing experiment in community and outdoor survival in a harsh desert environment.
と紹介されていました。
なるほどって感じですね。
m(_ _;)m
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本書を読んでメモしたところ
本書を読み、参考になると思ってメモした箇所を列記すると
○ペットの避難準備~ICチップを埋め込む、首輪にICタグを付ける、財布に写真を入れておく、ペット用非常持ち出し袋を準備する
○犬への人工呼吸~横にして舌を手前に引っ張る→口を閉じる→鼻を自分の口で覆って息を吹き込む(3秒毎に繰り返す)
○凍傷の手当て法~白くなった皮膚がないか確認→指輪など締め付けるものを外す→温水に浸す→指の間に仕切りをして包む
○腕時計で方角を知る(北半球)~短針を太陽に合わせると、短針と12時の間を二分する線が「南」を指す
○雪崩から助かるには~崩落地点より上にジャンプ、流れに対し垂直方向に移動、木や岩につかまる
▷波の一番上で泳ぐ、雪に沈んだら顔を手で覆い、流れが遅くなったら空気穴を開ける
○社会崩壊に備えるには
▷食料はたっぷり保管、缶詰や保存生鮮食品について勉強する、庭に丈夫で美味しい植物を植える
▷武器を保管しておく、ご近所や近隣地域を把握しておく
▷飼い犬が小さな獲物(リスなど)を捕まえられるように訓練しておく
○クラゲに刺されたら~海水ですすぐ→触手を取り去る→鎮痛剤を飲む→温水に浸かる
○回復体位~横向きに寝かせ、上の膝は曲げて前に出汁、顎が上がるように頭を傾け、気道を開いて吐瀉物が出るようにする
○折れた歯の保存方法~根ではなく上を持つ→温水を入れた容器で洗う→牛乳の中に沈める→医師に渡す
○素手で魚を獲る~腕を水に浸す→指をくねくね動かす→手の平に魚が乗ったら岸へ投げ飛ばす
○狼と戦う~引きずり倒そうと脚の下を狙ってくるので、脚を絶えず動かし、キックで脚を守りつつ倒す
○ピット・ブル(世界最強の闘犬)と戦う~高い場所に避難しつつ、襲われたら脇で犬の首を絞めつつ、拳で目を叩く
といった感じです。
本書を読んだ感想
本書は『図解!!』とあるだけに、すべての項目がイラスト付きであり、読んでも面白いのですが、見ても楽しめるものとなっていました。
上のメモには書いていませんが
○地下シェルター、竜巻シェルター、隠し部屋の作り方
○石油流出事故現場の掃除を手伝うには
▷油にまみれた動物の洗浄方法
など、面白いものも多く載っています。
もちろん、日常生活で溜めになるような
○街の通りで危険を避ける歩き方
○人から襲われた場合の護身術
○負傷した際の応急手当や心肺蘇生法
○ロープの各種結び方
など、基本的なこともしっかりおさえてあるので、これだけでも十分に役立つと思います。
サバイバルというとジャングルや無人島生活など特殊な環境が頭に浮かびがちですが、日常生活の中でもいつ自然災害や見知らぬ人、野生動物が襲ってくるか分かりません。
突然、目の前で人が倒れたり交通事故に遭って、救護しなくてはならないケースだって皆無ではないはずです。
先ずはしっかりと自分の身を守ることが大切。
それができれば心に余裕が持てるので、家族も守れるし、他人にも優しくなれるはず。
知っておいて損はない知識なので、これらを学んでイザというときに使えるよう習得してみてはいかがでしょうか。
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