「認知症予防にはコレ!」というワードが興味を引きますね。
著者のご紹介
本書の著者は村上祥子さんです。
初めてお聞きする名前ですが、料理研究家で管理栄養士のようです。
本書の著者紹介には「これまでに出版した著書は300冊730万部にのぼる」とありますので、もしかすると知る人ぞ知るという方なのかもしれません。
ホームページもあるようです。
本書です。う~ん、アマゾンでは評価がほとんどありませんね。
認知症予防のポイントは「減塩」と「栄養摂取」?
本書によれば、どうやら認知症の予防には「減塩」が大切なようです。
塩分の摂り過ぎで高血圧となって動脈硬化が進行し、認知症の原因となる脳梗塞などのリスクが高まるそう。
また、塩分が多い食事によってご飯や酒を余計にとってしまうことで糖尿病などになり、たんぱく質の脳への沈着が進む危険性もあるとのことです。
普通、「味噌汁=塩分が多い」というイメージですが、具沢山にすることで良質なたんぱく質などの栄養素がとれるだけでなく、具が多くて出汁が出ますし、具が多いために汁が少なくなる分、摂取する塩分も減らせるんですね。
順天堂大学の教授が監修しているのであれば信用できそうなきがしますね。
「濃いだし氷Ⓡ」とは?
本文中に何度か出てくる「濃いだし氷Ⓡ」いうワード。
なるほど、著者が考案したもので、ダシを作って凍らせたもののようです。
作り方は本書にも記載されており、一度作れば、3倍の水で薄めるだけでいつでも美味しいだしができるとのことです。
こちらのサイトでも紹介されていますね。
いつか使ってみたい茅乃舎の出汁。やはり美味しいんでしょうね。
本書を読んで、作ってみたいと思ったみそ汁
タイトルには365という数字がありますが、もちろん本書に365種類のレシピが掲載されている訳ではありません。
それでも結構な数ではあるので、見るだけでも楽しいですし、「こんな組み合わせがあったか」と感心したりました。
なかでも美味しそうで作ってみたいと思ったのは
〇白菜とさば缶のみそ汁
〇たまねぎと豚肉のみそ汁
〇小松菜と豚肉のみそ汁
〇なすと豚ひき肉のみそ汁
〇もやしと鶏そぼろのみそ汁
〇豚そぼろとたまねぎのみそ汁
といったところでしょうか。
いずれも簡単ですし、それぞれに塩分と食物繊維の量も表記されているので安心ですね。
ちなみに「う~ん」と思ってしまったのは
〇カリフラワーとヨーグルトのみそ汁
〇りんごのみそ汁
〇牛乳入りブロッコリーのみそ汁
でした。
勇気のある方、私の代わりに試してみてください。
本書を読んだ感想
前半でも書きましたが、どうしてもみそ汁=塩分高めというイメージがあったのですが、本書で紹介されているみそ汁はいずれも具沢山で栄養はしっかり摂れそうです。
また、具材が多い分、汁は少なくなるので、確かに塩分を控えることになりそう。
最近、スープジャーを購入したので、本書を参考に味噌汁シリーズをやってみようかと思いました。
本書です。レシピの数も多く、役立つと思います。
みそ汁やスープを入れるなら、広口タイプでこれくらいのサイズがちょうど良さそうですね。
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