【セミリタイア生活と読書】お掃除職人きよきよ『やみつき掃除術』を読んで

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 掃除って、親や教師からやらされた程度で、しっかり教わったり学んだりしたことはありませんよね。

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本書のご紹介

本の写真

 

 本書の著者は、お掃除職人のきよきよさんです。

 さまざまな場所での掃除に携わってきたプロの方で、掃除の方法やコツを伝授してくれる氏のユーチューブは登録者数が23万人を超えています。

 正直、掃除は嫌いで苦手です。

 そんな私にでも役に立つのでしょうか。

 

 本書(単行本)です。

本書を読んで参考になると思った箇所

 本書を読んで、参考になると思ってメモした箇所を抜粋すると

 ○アブラ汚れは「酸性の汚れ」、水アカ汚れは「アルカリ性の汚れ」、カビ汚れは「中性の汚れ」
 ○アブラ汚れ(酸性)には「アルカリ性の洗剤」、水アカ汚れ(アルカリ性)には「酸性の洗剤」、カビ汚れ(中性)には「塩素系の洗剤」
 ○マスト洗剤はアルカリ性「キッチンマジックリン」、酸性「サンポール」、塩素系『ドメスト』、中性「JOY」
 ○サンドシート、サンドパット、100均のこげ取りスポンジなら、シンクの水アカが簡単に落ちる

 ○シンク~食器洗い用スポンジに中性洗剤(食器用洗剤)を付けてシンク全体を洗う、次にクエン酸をスポンジにつけてシンク全体を磨く、クエン酸をサンドパッドに付けて磨く、最後に研磨剤(カネヨン)で磨く
 ○壁のシミ~アルカリ性洗剤(キッチンマジックリン)をスポンジにつけて洗う、駄目なら塩素系洗剤(ドメスト)をゴム手で壁のシミにこすりつける、さらに中性洗剤と塩素系洗剤をスポンジにつけ、泡立ててシミの上に塗っていく、最後の一手は研磨剤(カネヨン)をクロスに付け、軽く磨く

などでしょうか。

 ここで取り上げたのは極々一部で、本書にはお家のいろんな箇所の掃除方法が沢山記載されています。

本書を読んだ感想

 とりあえず、掃除で気になる箇所はひと通り網羅されています。

 そして、使っている洗剤は、簡単に手に入る洗剤ばかりで、お値段も高くないのがうれしいです。

 これは1冊手元に置いておきたい本ですね。

 結局、本書にも書かれていますが「かけるだけ、なでるだけの『3分掃除』を小さな習慣に!」することが大切です。

 毎年、年末に大掃除をしていますが、日頃から簡単な掃除をしていれば、それほど汚れはたまりませんし、手強く成長することもありません。

 調理後にサッとコンロや台所周りを拭く、お風呂から出る際にナイロンタオルで軽く浴槽をこすったり、鏡の水気をスクイージーで切っておくなど、1分も掛からない行為を習慣化させるべきですね。

さいごに

 重要なのは習慣化です。

 あとでまとめてやって疲れるより、その都度、気楽にチャチャっと最低限の掃除をやっていれば、とても楽ができると思いました。

 もちろん、そんな余裕がないという方も多いはず。

 そんな人は、本書で紹介されている洗剤を使って、時間が取れる時に一気に掃除をやっちゃいましょう。

 本書では洗剤単品での使用よりも、いくつかを組み合わせて使うことでより効果が得られることを学べます。

 それはプロが数多くの経験を経て習得してきたものであり、それを本書で知ることができるのですから、とてもありがたいことです。

 掃除はやるまでは億劫ですが、終わってきれいになるとスッキリしますよね。

 その感動をより簡単に多く得られるのが本書だと思いました。

 

 

 

 本書(単行本)です。

 

 お風呂掃除にいかかでしょう。

 

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