昨年のお遍路中に登った山を除くと、純粋に頂きを目指して山に登ったのは
昨年の8月が最後。
しかも、地元の低山なのにかなり切り立った険しいトレイルであったことから
途中で足がすくんで登頂できずに敗走して終わっていました。
その後はお遍路に出掛けたり、昨年の低山挑戦で自分がかなりの高所恐怖症であると
認識してしまったことから、これまでずっと山には足が遠のいたままに。
さすがにそれはマズイと思い、重い腰を上げ、行き慣れた九重に向かうことに
しました。
九重も色んなルートがありますが、メジャーな牧の戸ルートを選択。
平日の早朝ということもあって、登山口の駐車場はまだ車が少なく
ライブカメラに収まるスペースに車を止めることができました。
駐車場にあるトイレに寄った後、登山口へと向かいます。
早速登り始めましたが、この最初の登りが毎回かなりキツくて息が上がります。
日中は暖かくなってきたが、今朝の登山口周辺は4℃で肌寒く霜柱も。
しかもこの時期は、早朝は霜柱が凍っているだけで問題ないが
陽が高くなると溶けて登山道がぬかるんでしまうので困ります。
とりあえず沓掛山。
この後も既に溶け始めている霜柱を踏みしめながら進んでいくと
避難小屋とトイレがある場所に。
おそらく1年半振りに来ましたが、避難小屋はきれいに改装されており
トイレも時期的に閉鎖されていましたが、携帯トイレが新設されていました。
なお、トレイの中は見ていないのでよく分かりませんが、予め携帯トイレ用の
グッズを持参しなければならないのかもしれません。
となりの普通のトイレが冬季閉鎖されているので、特に女性の方は予め登山口の
トイレで用を足しておく必要があります。
また、避難小屋もあくまで避難用でありここで昼食休憩や宿泊はしないようにとの
注意書きがありました。
それから分岐を中岳方向に進み、御池(みいけ)に到着。
この冬季には凍った湖面を渡り歩くことができませんでしたので
来シーズンにお預けです。
登山口から2時間余りで中岳に登頂。
2年前の記録と比べると10数分タイムが遅れているものの
まあ良しとしましょう。
その後、久住山へ。
まあ、久しぶりの山行なのでこれくらいで良いだろうと思い、下山することに。
下る途中に牧の戸の駐車場を見ると結構な車の量。
確かに数十人の人とすれ違っているので、やはり九重は人気の山ですね。
こうして久しぶりの山行を無事に終えることにしました。
登山道は整備されていますが、幅が狭い箇所もあるので私は終始マスクをしていました。
しかし、すれ違った他の登山客の95%はマスクをしていませんでしたし
私とすれ違う直前にマスクをする人は皆無でした。
屋外ですし、風もあるのでマスクは不要という考えのようですが、どうなんでしょう。
全員がワクチンを接種していれば話も違ってくると思いますが、私の気にしすぎでしょうか。
なお、普段は薄手のメッシュ地の靴下の上にメリノウールの靴下を履くのですが
今季はメリノウールだけだったせいか、両足の親指に水ぶくれができてしまったのは反省点。
それでも、とりあえず4時間半ほどの山行を楽しめたのは収穫です。
できるだけ間を置かず、次の山行に向かいたいと思います。
【タイム】7:10牧ノ戸峠駐車場 ~ 9:17中岳 ~ 9:58久住山
~ 11:42駐車場