こういう考え方もあるんですね。
本書のご紹介
「GETTNG ALL YOU CAN FROM YOUR MONEY AND YOUR LIFE」とありますが、グーグルで翻訳すると「お金と人生からできる限りのことを得る」となりました。
美しくない日本語ですが、何となくニュアンスは伝わります。
結構話題となった本ですから、何かしら学ぶことはあるでしょう。
本書です。
本書を読んで参考になると思った箇所と感想
本書を読み、参考になると思った箇所を抜粋すると
・今しかできないことに金を使う
・金を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンス
・人生の充実度を高めるのは、「そのときどきに相応しい経験」
・節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う
・「金」「健康」「時間」のバランスが人生の満足度を高める
・あらゆる年代で、健康の改善は人生を改善する
・中年期には、金で時間を買いなさい
・死ぬまでに必要な金=(1年間の生活費)×(人生の残りの年数)×0.7
・シミュレーションに基づき、残りの人生を生き延びるために十分な金がいくらかを計算し、その額を確保できたら積極的に金を使い始めよう
・人生で一番大切なのは、思い出をつくること
という感じです。
お金の使い時を知ることが大切なようです。
私の場合、若い頃は日本中の山々を登りたいと思いながら、その資金を築くために山には行かず、節約をしつつ残業や休日出勤に勤しんできました。
そして晴れてセミリタイアを果たしましたが、その時は既に年を取り過ぎて体力も気力も衰えており、山に向かうのが億劫に・・・。_| ̄|○
また、無職で無収入となり、今ある資産で今後の人生をやりくりしないといけないという恐怖心からお金を使うことは悪いことと考えてきました。
若い頃に休暇を取ってでも借金してでも、本当にやりたいことをその時にやり、思い出を作っておけばそれが一生の財産になるという理論は分かります。
そして、死ぬ時には資産がほぼゼロになるようお金を使うべきというのも理想的ではありますね。
子どもがいたらお金を残したいと思うのでしょうが、本書によれば死後の遺産として渡すのは遅すぎるとのこと。
確かに50歳や60歳の時に多額の遺産をもらっても、既に大変だった養育費や家のローン返済は目途がついているでしょうし、「もっと早く受け取れたら助かったのに」と思うことでしょう。
なので、子どもがいる人に対して著者は生前、しかも出来るだけ早めに渡すようアドバイスしています。
そして、残りの自分だけのお金を死ぬまでに使い切れと。
さて、私ももう一度残りの時間と必要経費を計算し、必要な額はしっかりキープしつつ、余ったお金を使って良い思い出を作ってみようかと思います。
余るお金がない場合、今の試算では必要経費にも満たない場合は・・・バイトします。(;^_^A
こちらもズシンときた一冊です。
お金で苦労しないように勉強しておきましょう。
地道にポイ活しましょう。
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