【山行記録】2022.01.31 両子山・トンガリ山

山頂1 山行
山頂1

 大分県の両子山(ふたごさん)などに登ってきました。

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両子山とは

 ウィキペディアによると

  両子山(ふたごさん、ふたごやま)は、大分県国東(くにさき)市にある国東半島の最高峰である。標高は720.6メートル。山麓には六郷満山の寺院群が点在し・・・

とあります。

 まあ、いわゆる低山です。
 1000メートルもありません。

 しかし、YAMAPでは幾つか記事が見当たるので、そこそこ人は登っていそうです。

 

先ずは両子寺(ふたごじ)を目指します

 幾つか登山口はあるようですが、メジャーなのは両子寺から登るルートです。
 なので、私も両子寺から登ることにしました。

 ナビはグーグルマップに任せればOKです。

 そして、両子寺に到着しましたが、駐車場が幾つかあります。
 私が見た限り、一番手前が第5駐車場でした。

 できれば一番両子寺に近い駐車場が良いと思って車を走らせましたが、第3駐車場の看板に「登山者用」の文字があります。

 どうやら、登山者はこの第3駐車場に駐車しないといけないようです。
 平日ということもあり、上の駐車場もガラ空きなのですが、指定されている以上、この第3駐車場に引き返し駐車しました。

 まあ、登山するなら1~4時間ほど掛かりますし、短時間で車を動かす参拝客の方が優先というのは分かります。

 ちなみに、上の駐車場にはキレイなトイレがありますので、参拝者も登山者もここで用を足しておきましょう。
 自販機もあるので、水分補給や抱えていく水のゲットもできます。

トイレ

 

 用を足したら、両子寺に入ります。
 入口に小屋があり、無人でしたがここで入山料・拝観料として300円を払うようにと指示する紙が貼ってありました。

両子寺入口1
両子寺入口2
両子寺入口3

 

 

 拝観、入山する場合、300円とのことです。
 特に拝観には興味がなく入山だけが目的なのですが、敷地に入ればどうしても目に入りますし、キレイなトイレを使わせてもらったので当然、300円を払いました。

 300円は缶に入れるだけです。
 私より先に入れた人のお金も入っており、魔が差したら・・・。

 まあ、お寺ですから性善説ですか。
 確認はしませんでしたが、もしかすると防犯カメラがあったのかもしれません。

 なお、人がいれば領収証かレシートをもらうつもりだったのですが、無人だったのでもらえませんでした。
 ただ、パンフレットが置いてあり、お金を払った人はそれを持っていくようにとのことでした。

パンフレット

 領収書がもらえなかったので、この300円の出費については出金伝票に記載して経費処理したいと思います。

 

登山開始!

 では、登山を開始します。

 両子寺の敷地に入ると建物が2つあるので、その間を抜けていきます。
 300円払ったのでそれぞれしっかり見れば良かったのですが、興味がないのでスルー。
 なお、本記事作成時にパンフレットで確認したところ「書院・客殿」と「護摩堂」のようです。

建物A
建物B

 

 

 2つの建物の間を抜けていくと、下の写真のように道が分かれるので、右手の赤い欄干のある橋の方に進みます。
 なお、写真中央左に見える石橋は「鬼橋」と呼ばれている、両子山七不思議のひとつだそうです。(帰宅後にパンフレットを見て知ったので、気付いておらず渡ってもいません)

分岐点

 

 

 先ず、奥の院本殿を目指します。

奥の院へ1

 

 途中にあった「大講堂」。
 写真だけ撮ってスルー。

大講堂

 

 
 先に進むと奥の院本堂が見えてきますが、登山道は奥の院本堂の手前で左折して入るので、奥の院本堂も写真を獲るだけでした。
 下の写真の奥に見えるのが奥の院本堂で、手間の白い看板のところから左に入っていきます。

奥の院本堂手前1
奥の院歩道手前2

 

 

登山道らしくなってきました。

登山道看板1

 

 

 次に現れた両子山七不思議は「針の耳」です。
 隙間を抜けるのが針の穴を通すように難しいらしいです。

針の耳1

 

 

 確かに、ザックがつかえました。
 滑りやすいですが鎖があります。
 また、ここを通らなくても、右側に抜け道があるみたいです(多分)。

針の耳2

 

 

 次に現れる両子山七不思議は「鬼の背割」です。
 パンフレットには「昔千徳坊がこの大岩を背で割って通路をあけたと云う」とありますが、千徳坊が何者なのか、なぜ「鬼」という文字が使われているのかは不明です。

鬼の背割



 なお、ここを通り抜けて先に進むと舗装道に出てしまいますので、ルート的には鬼の背割直前で右に入っていくのが正解。
 ちゃんと赤いテープもあります。

 ただ、せっかくなので、鬼の背割は通り抜けた方が良いかもしれませんね。

鬼の背割直前で右折

 

 

 ちなみに、この両子山への登山道、かなりキツイです。
 5枚ほど上にある写真の「これよりお山巡り」という看板を過ぎた頃からかなり急な登りが続きます。

 事前に他の方の山行記録を読んでおり、その中に小さい子どもさんといっしょに登ったという記録があったので、それなら体力が落ちている自分でも大丈夫と思っていたのですが、個人的に相当ハードで、足が何度も止まってしまいました。

 というより、参考にした記事の子どもさんがすごい。
 幼い頃の私だったら泣いて途中で引き返していたのは確実です。

 
 こうして歩いた時間と同じかそれ以上休憩を取りながら先に進むと、途中で大きく巻き道を行く感じになり、ここから少し傾斜が和らいできます。

巻き道的な

 

 

 それからしばらく登り続けると、山頂にある施設が見えてきました。

山頂1

 

 

 自衛隊の車が止まっていたので関連施設でしょうか。
 写真を撮るのは控えました。

 そして、山行記事でよく見る展望台が現れました。

山頂2
山頂3

 

 

 展望台にのぼって写真撮影しましたが、結構高度感があります。

両子山アイキャッチ
山頂の眺め1
山頂の眺め2

 

 

 ちなみに、駐車車両のせいで最初気付きませんでしたが、山頂の標識もありました。

山頂プレート

 

 

 この山頂付近は車が通りやすいように舗装されており、そのまま舗装道を下って両子寺に戻ることもできるようです。

 ただ、私は両子山北峰、トンガリ山へと足を伸ばすつもりだったので下っている途中に現れる登山道への入口に入っていきます。
 ちゃんとプレートもあるので見逃さないように。

北峰への道1
北峰への道2

 

 

 登山道に入ってすぐに両子山北峰。

両子山北峰の頂上

 

 

 この先は下りメインとなります。
 一気に下って一気に登返すのは最初だけなので、頑張りましょう。

 また、このルートはありがたいことに、遭難防止・転倒防止のために結構な割合いで登山道にトラローブが張ってあります。

 感覚的に7割ぐらいはロープがあり、ない場所もテープがちゃんとあるのでかなり助かりました。

激下り1

 

  

 トンガリ山。
 何かが尖っているのでしょうね。

トンガリ山

 

 

 トンガリ山まで来ましたが、ここで両子山まで引き返して舗装道で下山する人もいるようです。
 でも、せっかくなので走水(はしりみず)観音経由で帰ることにしました。

 トンガリ山で左に折れます。

トンガリ山から走水観音へ

 

 

 マイナーなルートかもしれず、ロープやテープ、案内版が減るのではと心配しましたが、ちゃんと整備されており、特に迷うことはありませんでした。

 また、途中からいわゆる林道を歩く形になります。

林道を歩く

 

 
 林道を気持ちよく歩いていると走水観音が現れました。

走水観音
走水観音2

 水も汲めるし飲めるようですが、飲みませんでした。

走水観音3

  

 

 なお、ここには車で来ることができますし、トイレもあります。
 ここで道も舗装道となるので、あとはその舗装道を歩いていくだけです。

舗装道

 

 やがて、車を止めていた駐車場に到着して今回の山行も終了です。

 普段はYAMAPを利用していますが、今回はヤマレコを利用しました。

ヤマレコ

 

今回の山行を終えて

 両子山は思った以上にハードでしたが、登山道はしっかり整備されており、最後まで快適に歩くことができました。
 関係者の方に感謝です。

 とりあえず、山頂を踏めたら良いという感じで登ったのですが、拝観料も払っている以上、両子寺や七不思議をしっかり(全部)鑑賞すべきだったと反省しています。

 建物に関してはちょっと眺めるだけで、中には全く入っていないので、仏像や壁画なども一切見ていません。

 「興味がないなら別に良いじゃん」という考えもありますが、何か得られるものを得られなかったという喪失感を感じています。

 ちなみに、両子寺に出入りできる時間は限られています。
 冬季は8時半からしか敷地に入れないようなので要注意です!
 

タイム

 10:00 両子寺 ~ 10:21 鬼の背割 ~ 11:15 両子山 
~ 11:22 両子寺北峰 ~ 11:32 トンガリ山 ~ 11:47 走水岳
~ 12:26 走水観音 ~ 12:38 両子寺駐車場

 両子寺は天台宗別格本山で、「九州三十六不動 第一番札所」「九州西国 第六番札所」「国東霊場めぐり 第三十一番札所」「百八観音 第八十番霊場」とのことです。

 
 九州西国霊場というのがあるのですね。私は四国のお遍路を1回やりましたが、それで十分な気がしています。


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