山にはこういう楽しみ方もありますね。
本書のご紹介
本書の著者は、イラストレーター・漫画家の鈴木みきさん。
以前、本ブログでも鈴木さんの『私の場合は、山でした! 女一匹フリーター、じたばた成長物語』をご紹介させてもらっています。
さて、正直なところ、私が住んでいる地域やその近隣には、美味しい料理を提供してくれる山小屋のある山は全くと言っていいほどありません。
実際に山小屋に泊まって食事をとったのは、はるか昔にツアーで富士山に登った際に泊まった8合目くらいにある山小屋だけで、食事も質素なものでした。
もちろん、日本一高い山で食料を運ぶのも大変な訳ですから贅沢はできませんし、不満もありませんでしたが、満足したわけでもなかったも確か。
なので、コロナが収束(できれば終息)したら、本書を参考に山の食と酒を楽しみたいと思います。
本書のキンドル版です。
こちらもいかがでしょう。
本書を読んだ感想
まだ行ったことはありませんが、やはり北アルプスって魅力的ですね。
そして、太郎平小屋での『ビールフェス』、しかも北アルプス最奥部でありながらプレモルが飲めるとは!
もちろん、その小屋に至るためにはどのルートでも途中、最低2泊はしないといけないなんて楽しすぎます。
また、八海山で八海山を頂くというのも憧れます。
酒造を見学して試飲し、気に入ったお酒を購入して八海山に登る。
そして山頂にてその八海山を頂くなんて最高です。
ただ、八海山が結構厳しい山だと本書で知ったので、シラフで登って、山頂でもお猪口1杯に留めないといけないようです。(できるかな? ^^;)
山小屋の小屋番に関する話も良かったです。
確かに私たち日本人は店側に過度なサービスを求めがちですね。
山小屋はホテルでもなくレストランでもありません。
食事を提供してもらえること、宿泊させてもらえること、きれいなトイレを使わせてもらえることなど感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。
それにしても、本書で紹介された小屋番さん、格好良い!
あと、二軒小屋ロッジや船窪小屋の様子や料理が紹介されていますが、どちらもそれぞれに個性があって良いですね。
登頂した思い出と同じくらい、下手するとそれ以上の感動を覚えそうな気がしました。
おわりに
とても面白くてためになる本でした。
紹介されたすべての場所に行きたくなりましたね。
ただ、問題はコロナです。
コロナ禍を受けて、現在、各地の山小屋はどうなっているのでしょう。
営業しているのか、提供される料理は以前のレベルのままなのか・・・。
そのあたりはネットや雑誌で調べる必要がありそうです。
そして、やっているのであれば、応援の意味も兼ねて、マスク着用や密を避けるなど各種ルールを守りながら積極的に利用していきたいです!
本書のキンドル版です。
コロナ前の本ですが、予備知識としていかがでしょう。
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