【セミリタイア生活と読書】マーク・ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』を読んで

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 「いやいや、たった1年かよ!」
 私的には評価に値しない本でした。

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本書のご紹介

 本書の著者はマーク・ボイルさんです。

 
 本書のキンドル版です。

本書の内容

 タイトルのとおり、著者がお金を使わずに生活した記録を綴った書籍になります。

 ただ、お金を使わず生活したのは1年間です。

 

 1年・・・もちろん、私には無理です。
 1週間も保たないと思います。


 でも、著者の場合、開始前に(望んでいない体ですが)各メディアの取材を受けて話題となり、開始前、開始後も多くの人から好意的な支援を受けて1年間を乗り切っています。

 なので、ちょっとタイトルから想像や期待をした内容と異なりました。

 「お金なんて使わなくても、こうやれば何とか生きていけるんだ!」というハウトゥーではなく、「メディア戦略を上手くやればお金を使わずに色んなサポートを受けられるぜ!」という感じでしょうか。

 
 やはり、期待していた内容ではありませんでした。

本書を読んだ感想

 何か色々書いてあります。

 ただ、ほとんどを読み飛ばしました。

 得るものがないですし、真似したいとも思わなかったからです。


 それでも

 ・派手なタイトルを設定して広報を徹底し(「お金を使わず生活する!」と各メディアに宣言し)
 ・事前にサポート体制をしっかり確立し(家族・友人・知人・メディアの聴取者から施しを得られる状態にもっていき)
 ・お金を使わない生活に入ったら支援者からサポートを受けまくり(著名人特権なのか多くの人から莫大な支援を受けています!)
 ・時折、自然の恵みを採取し(著者はビーガンです~ハチミツは食べますけど(笑))
 ・1年後に書籍を出版する

という感じで、「メディアのフル活用」だけは見習う価値があると思いました。

さいごに

 読了後の感想は「戦略がすべてだな」です。

 タイトルを見て、私もお金なんて関係ない生活を送りたい!という人が興味を抱くかも知れませんが、本書の内容は「お金を使わないけれど、お金の恩恵だけはしっかり得たい!」というものです。

 なので、事前にメディアに名前を売り、多くの関心を集めて、多くの支援を無料で受け取り、たまに自然の恵みを採取したり、ゴミ箱からまだ食べられる廃棄物を拾ってくるという上級スキルが必要です。

 それって、あなたにできますか?

 
 私には無理ですし、やりたくもありません!
 ロケットストーブ前で上半身裸で鎮座している表紙はそれらしく見えますが、中身はスカスカでした。

 

 間違いなくこちらが役に立つと思います。

 

 こちらも評判が良いですね。

  

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