やれやれです。(>_<)
今度は「痔ろう」になっちゃいました!
セミリタイア生活を果たした2020年に内痔核の手術を受け、もう手術を受けることなどないと思っていましたが、2023年の11月ころから、肛門のそばが腫れ、若干の痛みを感じるとともに、下着が汚れてしまう状況になりました。
「おでき」でも出来たのだろうと思って病院に行ったところ、「痔ろう」であり手術が必要とのこと。
確かにセミリタイア後、家で椅子に座り続ける生活が続いていたのですが、まさか再び痔の手術をすることになるなんて・・・。
お尻の痛みよりも手術などによる経済的なダメージが大きいのですが、自然治癒の可能性は無く手術しないと治らないと聞き、手術を受けることにしました。
確かに普通のパンツだと汚れてしまいます。
普段の食生活が大切ですね。
入院・手術の流れ
私の場合、数回診察を受けて入院日が決まりました。
その際、入院日までの体温や咳の有無、体調に関して記録するように指示をされたのですが、私はちょうど咳が続き、それを正直に記載したところ、入院が延期となってしまいました。_| ̄|○
数週間、間を置いて再度入院の手続きとなったのですが、咳も収まり晴れて入院可能に。
さて、私の症状ですが、痔ろうの手術のための診察の結果、新たに小さな内痔核も見付かり、状況によってはどちらも治療することになりました。
もちろん、痔があると分かっている以上、すべて取り去ってもらいたいとお願いしましたが、内痔核については成長の度合いによるとのこと。
ここで何を言っても仕方ないので、すべて医師に任せることにしました。
こうして手術することが決まったのですが、医師によると入院は4~5日であり、初日に手術を行うとのこと。
つまり、初日に痔の手術をし、2日目からは病床で安静にして回復を待つ感じです。
なお、回復状況が良ければ早めに退院できるとのことでした。
普段の生活状況が重要です。
食事だけでなく、日頃からの運動も大切です。
手術・入院生活の様子
入院初日、医師や看護師の話を聞いてから病室に向かい、荷物を整理します。
やがて看護師がやってきて、先ずトイレで浣腸を行いました。
2分は我慢してくれとのことでしたが、我慢できず。(^-^;
この後、看護師とともに歩いて手術を受ける階にエレベーターで移動します。
そこでベッドに横になり、最終的にはうつ伏せの姿勢で手術を受けることになります。
私の場合、腰椎麻酔でした。
その麻酔の針が刺さる瞬間は結構な痛みがありましたが、あとは問題無し。
手術を受けている間、意識はちゃんとあり、医師たちの会話も聞くことも出来るのですが、眠気が襲ってきたのでボーっとしている間に手術が終わった感じです。
私の場合、30分から45分ほどで終了したのではないでしょうか。
こうして手術が終わるとストレッチャーで病室まで運ばれることになります。
貧乏な私は当然、4人部屋を利用しました。
自分のスペースには、ベッドがあり、ベッド上部には棚、脇には棚があって物を収納できます。
コンセントもあるので、パソコンやスマホの充電も可能です。
また、各ベッドごとにエアコンのスイッチがあり、自分の方にだけ暖房などを効かせることが可能です。
自宅では節約のため暖房など使ったことはありませんが、久しぶりにエアコンの暖房を堪能しました。(^-^;
このベッドの脇に棚があります。
ここにも収納があり、また、テレビと冷蔵庫が置かれています。
残念ながら、このテレビや冷蔵庫を使用するには1枚1000円のカードを購入する必要があるのですが、私はテレビ無しの生活を数十年送ってますし、冷蔵庫で冷やすものも無いので、どちらも未使用でした。
術後は下半身に麻酔が効いているので動くことが出来ません。
排便に関しては、手術前に浣腸をするので大便を催すことはないでしょう。
小便に関しても、術後、麻酔が効いている間に尿道に管を通されるため、意思と関係なく勝手に尿が排出される感じ。
その尿が溜まった袋を回収してくれる看護師さんには感謝です。<(_ _)>
手術を受けた初日と翌2日目までは点滴を受けました。
2日目には麻酔も抜け、歩くことができましたが、点滴が腕に刺さっているので移動も面倒です。
とりあえずは安静にしていることが大事なので、やることといったらスマホでTVerを観るか、昼寝するかくらい。
となると、楽しみは食事。
なお、手術をした初日は終日食べては駄目で、食事は2日目の昼食からでした。
しかも、術後のため、最初に出されるのはおかゆ。(>_<)
このおかゆが全く味がせず、一応、味付け用のスティックが添えられていますが、これを入れても全くの無味。
更に、おかずやスープまでかなりの薄味という徹底ぶりでした。_| ̄|○
この試練を乗り越えると、点滴が終了し、食事も普通食になるという生活に移行します。
普通に動け、普通の食事を取れることがどれほど素晴らしいことか実感しました。
正直、量は少ないのですが、とにかく美味しいんです。
おかゆの時はまったく満たされませんでしたが、普通食に切り替わってからは感動の連続でした。
もちろん、点滴が取れた時点で売店に行って弁当や菓子パン、カップ麺などを買うことも出来ましたが、その気が起きないほどの感動と満足感がありました。
このように入院生活の楽しみの1つが食事でしたが、もう1つの楽しみがシャワーです。
点滴を打っている間は駄目ですが、点滴が終わってフリーになるとシャワーを浴びることができます。
シャワーの開放時間が決まっていますが、ナースセンターに行って申請して空いていれば、ゆったりシャワーを楽しめます。
また、フロアには洗濯機と乾燥機もあるので、洗濯物が溜まったら洗濯できるのもうれしいですね。(テレビカードか、100円硬貨を使います)
こうなると、入院生活はかなり快適です。
時間がくれば食事を持ってきてもらえますし、食後は昼寝をするも良し、スマホやパソコンで遊ぶも良し、そしてシャワーを浴びることもできるのですから、良い身分ですね。
あと、たった4泊5日の入院生活でしたが、明らかに改善したものがあります。
それは、血圧が下がったこと。
常に上が170から180はあったのですが、入院中に140台まで下がっています。
また、昼夜問わずいつもゴボゴボと出ていた咳がピタリと止まりました。
さらに、夜中に目覚めてトイレに行くこともなくなっています。
これらは全て、「断酒」の効果としか考えられません。
以前の記事でも書いてますが、入院前の生活は
・午後4時ころから晩酌開始
・午後9時ごろに轟沈
・午後0時ころに目覚める&トイレ
・TVerなど観ながら2回戦(飲酒)開始
・午前2時ごろに轟沈
・午前6時ころに起床
という感じでしたが、入院生活における断酒によりこのリズムが壊れたことが幸いしたのでしょう。
やはり断酒って体のためにも重要なようです。
と分かっていながら、この記事は午前2時にハイボールを呑みながら書いてるんですけどね。(^-^;
入院生活の衣服は普通のジャージで十分です。
入院などすると独り身では寂しい、不安と感じてしまいますね。
退院・退院後について
初日に痔ろうの手術を受け、あとは病室のベッドで過ごすのみ。
毎朝医師が回診に来て、患部をちょっと確認するだけで、あとはボーっと過ごすだけです。
ということで、私の場合、5日目の回診時に医師に対して、「出来れば今日にも退院したい」旨を告げました。
すると、あっさりOKが出たので帰宅する運びに。
なお、手術を受け、4泊して5日目に退院しましたが、費用は8万円弱でした。
退院時にはお尻から入れる軟膏を渡されています。
そして、退院してから10日後の診察の予約が入れられました。
ちなみに、退院時、患部からの出血は止まっていません。
手術後、ガーゼをもらって患部に当てていましたが、数時間で血液などで汚れるために交換していました。
退院後も病院からもらっていたガーゼを当てたり、ティッシュを当てていますが、出血は止まりません。
出血の量は少しずつですが減っており、色も薄くなってはいますが、完全に止まるまで時間が掛かるようです。
ということで、下着を汚さないためにも何らかの処置をしなくてはなりません。
ガーゼを当てていても、寝ている間、動いている間にずれてしまい、下着が汚れてしまいます。
そこで、100均に行き、「滅菌パッド」なるものを購入しました。
患部をパッドで覆いつつ、粘着テープで固定されるという代物です。
元々、女性用ナプキンを買うつもりでしたが、その前に立ち寄った100均でこの滅菌パッドを見付けたので先に試してみました。
午後4時ころ装着し、翌朝まで試してみた結果は・・・問題無し!
しっかり汚れを吸収し、パンツは汚れていません。
あとは、貼る部分の毛の処理をしておけば良いですね。
私の場合、処理の仕方が分からず、剥す時に結構、痛い思いをしているので。(^-^;
【追記】
退院して10日後、再び病院で診察を受けてきました。
手術箇所の具合を尋ねられたので、医師には痛みがまだあること、出血は止まったが膿は出続けていることを告げています。
その後、ベッドに横になり患部を見てもらいましたが、医師の診断は・・・「傷口(手術の痕)はきれい」「膿がしばらく続くのは仕方がない」とのこと。
そして、2ヵ月後に再び来院し診察してもらうことになりました。
また、それまでに問題がある場合はいつでも来院して良いこと、2か月後の診察までには膿も止まっているかもとのこと。
「止まります」ではなく「止まっているかも」という表現は残念ですが、確かに個人差があり断言できないのも仕方ないですね。(^-^;
ということで、だらだらと書き連ねましたが、内痔核の手術よりも痔ろうの方が術後が面倒ですね。
不確かですが、内痔核の術後、長く苦労したという覚えはありません。
今回の痔ろうについては、術後、2週間経っても未だに痛みがあり、膿が出続けています。
これがいつ止むのか分からず、それまで患部にガーゼを当て続けるという不便な生活を送らなくてはなりません。
また、今回の手術で新たに内痔核が見付かっており、成長すれば3度目の手術となります。(>_<)
本当にやれやれですね。
私の場合、やはりずっと座っているのが良くなかったのだと思います。
みなさんも、注意して下さい。
滅菌パッドです。自宅の救急箱、登山用のファーストエイドケースに入れておきたいですね。
これまで気にしてきませんでした、衛生面だけでなくエチケットとしても処理は必要なのかもしれません。
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