【日本百名山】九州最高峰・屋久島の宮之浦岳

アイキャッチ 山行
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9月19日の午後から休みを取り、2回目の屋久島へ。

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前回は台風が近づいており、暴風雨の中、宮之浦岳に登頂したので

今回はそのリベンジ。

宮之浦岳について、ネットで調べてみると

・屋久島の中央部に位置する

・九州最高峰

・標高は1936メートル

・主要な登山ルートは

・縄文杉ルート

・淀川ルート

・楠川歩道

・安房歩道

・永田歩道

・周辺の山小屋は

・淀川小屋

・高塚小屋

・新高塚小屋

・石塚小屋

・鹿之沢小屋

・白谷山荘

という感じ。

上記山小屋は全て無人小屋であり、九州ではなかなか

有人の山小屋は無いと思うが、無人小屋とはいえ

これだけの山小屋が周囲にある山系は屋久島くらいだと思う。

また、上記で示された登山ルートはごく一部になるが

前回自分が利用したのは2泊3日の縦走ルートで

淀川登山口から登り始めて荒川登山口で終了したので

淀川ルートと縄文杉ルートを合わせたものになりようだ。

そして今回だが、同じルートでも良かったのだが

せっかくなので違うルートを選ぼうと思い

白谷雲水峡から登り始めて、縄文杉を見つつ新高塚小屋に泊まり

翌日、宮之浦岳に登ってから白谷雲水峡に戻るピストン、または

宮之浦岳に登った後、淀川登山口まで降りて、そこから車を

止めている白谷雲水峡までバスを利用するつもり。

宿泊地の新高塚小屋で2日めのルートを決定しよう。

【DAY0】

鹿児島の谷山港からフェリー「はいびすかす」にマイカーとともに乗り込む。

外観の写真は撮り忘れた。

中のサービスは、カップ麺と飲み物の自販機があるのみ。

自販機の写真

雑魚寝スペースは、各区画にテレビ1台と電源1個がある。

カーペットは何となく湿気っている気がした。

余裕があれば自分だけのシートを用意して敷いた方が安心。

また、休む人用に毛布もところどころに置かれているが

これも気にするならシュラフを持参するなどした方が良い。

フェリーの写真1

フェリーの写真2

フェリーの写真4

電源は各区画に1口ある程度。

ずっと充電器を挿しっぱなしにする輩もいるだろうから

早めに電源を確保しつつ、充電が終わったら他の人に譲る

気配りが欲しい。

また、旅行の場合、こういうケースも多々ありそうなので

2口ソケットなど持参しておけば、仮に他人が使っていても

それを使わせてもらい、自分用の充電ができるようにしておくのも

大切なことだ。

フェリーの写真6

夕食は港近くの店で買ったもので済ませた。

テレビもあるがチャンネルは変えられないし、船内で

やることといったら、スマホをいじるか食事を楽しむか

しかないだろう。

フェリーの写真7

【DAY1】

7時10分頃に宮之浦港に到着。

そこから白谷雲水峡までは結構近い。

駐車場もある程度広く、無料だったと思う。

登山口の写真1

登山口の写真2

登山口の写真3

受付で500円を払い、いよいよ山行開始。

この出費は仕方がない。

ちなみに今回のザックは約10kg。

まだ空は明るく、山小屋まで降らないことを祈りながら足を進めた。

登山口の写真4

登山口の写真5

途中の写真1

途中の写真2

途中の写真3

途中の写真5

有名な苔むす森。

しかし、撮影スポットを見つけられず、感動がなかった。

途中の写真6

途中の写真7

太鼓岩。

途中の写真8

途中の写真9

途中の写真10

途中の写真11

やがてトロッコ道と合流。

今回のルートだと、わずかな登りがずっと続く感じ。

途中の写真12

途中の写真13

途中の写真14

途中の写真15

ウィルソン株への案内板が現れ、トロッコ動とお別れだが

ここからの登りがかなりきつかった。

途中の写真16

這う這うの体でウィルソン株に到着。

雨が強く降り出してきてレインウェアを着る。

途中の写真17

途中の写真18

写真の腕は前回と変わらないようだが、とりあえず写真が取れて満足。

途中の写真19

次に縄文杉を目指して進むが、とにかく登りがキツイ。

途中の写真20

途中の写真21

途中の写真22

縄文杉に到着。

ちゃんと写真に収めたはずだが、残った画像は今一つ。

縄文杉がでかすぎるのか、腕が悪すぎるのか。

途中の写真23

途中の写真24

途中の写真25

高塚小屋。

出入り口に人がいたので裏から撮影。

きれいになった?

途中の写真26

その後、宿泊地である新高塚小屋に到着。

外観を撮影し忘れた。

午後3時前の到着だったが、1階スペースのほとんどが既に先客により

埋まっており、出入り口直近のスペースに陣を取った。

自分が利用した区画も人が多ければ2人か3人で利用する

必要があるが、幸い、この後やってくる人は少なく

区画を独占して使うことができた。

途中の写真27

小屋そばの水場。

パイプは複数あったが、水が出ていたのは1本のみ。

まぁ、沢から汲めばいいだけだが。

途中の写真28

途中の写真29

お隣りさんはガソリンストーブの派手な音を鳴らしながら

鍋を作っていたが、自分は超質素なもので済ませた。

でも、ちょっと寂しすぎるか。

途中の写真30

【DAY2】

朝4時頃に起床。

固形燃料で湯を沸かしてコーヒーを飲む。

朝食は前日店で買っていたスコーン。

途中の写真31

ヘッデンを装着して午前5時に出発。

前回と比べて、猿や鹿との遭遇が少なく残念。

途中の写真32

途中の写真33

途中の写真34

途中の写真35

この日は一瞬だけ空から朝日が降り注ぎ、もしかすると山頂から

周囲の景色が見渡せると思ったが、山頂目前で雨が降り出し、さらに

直近で雷雲がゴロゴロと言い始めた。

周りに高い木などはなく、雷を避けるため、登山道で腰をかがめて

雷雲が去るのを待つ。

その間、後から来た人に追い抜かれてしまった。

ただ、10~15分ほどで雷雲は去ったので山行を再開。

前回と同様、雨風が強い中で宮之浦岳に登頂。

途中の写真36

あとは下山するのみ。

昨夜検討した結果、来た道を戻るのはやめて淀川登山口に下って

そこからバスに乗ることにしていた。

先ほど追い抜かれた人の話では、淀川登山口から下山用のバスが

午前10時50分に出るとのこと。

予定では午後の便(1日2便のみで、午後は午後2時50分発)に乗る

つもりだったのでゆっくり下山するつもりだったが、計算してみると

急げば午前の便に間に合いそう。

そこで、ここからはとにかく早く下山しようと足早に行動した。

途中の写真37

ただ、さすが九州最高峰の宮之浦岳あって、下山も一方的に下るのではなく

アップダウンを何度も繰り返す。

感覚的には登りの方が多く感じた。

途中の写真38

途中の写真39

途中の写真40

途中の写真41

急ぐあまり、周りの景色を楽しむ余裕がなかった。

さらに、結果的に紀元杉バス停に10時50分に着いたものの

正しい時間は10時40分と判明。

既にバスは去っており、景色は楽しめず、バスの逃す大きなミス。

自分を追い抜いた人もバスには間に合わなかった。

このまま約4時間、次のバスを待つのも馬鹿らしいので

その人と一緒に歩いて下り始めた。

途中の写真42

途中の写真43

途中の写真44

途中の写真45

そして、2人で1時間ほどあるいてヤクスギランドに到着。

タクシーを呼んで相乗りして安坊バス停まで下った。

また、ラッキーなことに、相手の人は楠川にレンタカーを泊めており

そこまで一緒にバスで行ったら、白谷雲水峡までは送ってくれるとのこと。

お言葉に甘えてしまった。

途中の写真46

お礼を言って、白谷雲水峡でお別れ。

マイカーを持参しており、当初はどこかで車中泊をするつもりだったが

今回は安房の民宿で休むことにした。

宿泊先は「民宿ひまわり」(素泊まり4500円)

初めて民宿というものを利用したが、素泊まりということもあり

何の感想もない。

途中の写真47

夕食は近くの居酒屋「安永丸」にて。

途中の写真48

途中の写真49

途中の写真50

途中の写真51

【DAY3】

帰りは「屋久島2」を利用。

フェリーの写真10

フェリーの写真11

フェリーの写真12

フェリーの写真13

車なしの乗客の乗船が優先されるので、車ありの自分が乗船した時点で

雑魚寝スペースは満杯。

結局、横になるのは諦め、椅子に腰かけた。

フェリーの写真14

うどんコーナーは約1時間限定でオープン。

きつねうどん480円。

特に美味くもない。

フェリーの写真15

フェリーの写真16

無事に港に到着。

太一商店に立ち寄った後、帰宅した。

太一の写真

【タイム】

9月19日

18:00谷山港出港 ~ 21:40頃種子島着(泊)

9月20日

7:10宮之浦港着 ~ 8:05白谷雲水峡着(道間違えで30分ロス)

~8:25登山口発 ~ 9:00くぐり杉 ~ 9:08苔むす森入口

~9:33辻峠 ~ 9:47太鼓岩 ~ 10:35 楠川分れ

~11:55ウィルソン株 ~ 13:35縄文杉 ~ 13:55高塚小屋

~14:55新高塚小屋

9月21日

5:00小屋発 ~ 7:40宮之浦岳 ~ 10:40淀川小屋

~ 14:40白谷雲水峡 ~ 16:30民宿着

9月22日

AM~土産購入 ~ 13:30屋久島2出港 ~ 17:40頃鹿児島本港着

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