【山行記録】2022.05.10 八面山(敗走)、そして今後の山行について

アイキャッチ 山行
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今回は1時間で敗走決定~その経緯

トレイル1


 今回は山行開始後、1時間で敗走することに決め、ピークを踏むどころか眺めることもなく下山しました。

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 天気もコンディションも問題ありません。

 理由はただ1つ。「スマホが『圏外』となっていたから」です。

 過去に記事にした気がして探してみたものの見付からなかったのでまた記しますが、2019年に私は「突如、片方の目が見えなくなる」という症状に見舞われました。

 しかも、2回です。

 まだサラリーマンだった時期ですが、普通にデスクワークをしていたところ、いきなり片方の視界の下半分がグレーになってしまいました。

 上半分は普通に物が見えているのに、下半分がいきなりグレーになって何も見えない状態に。

 この症状は1,2分ほどで回復したのでとりあえずホッとしたのですが、その3ヶ月後に今度は反対の目が視界の中心だけ見えて、その周囲がグレーになって見えない状態となってしまったのです。

 こちらも1,2分で回復したものの、2度あることは3度あるかもしれないと思い、眼科だけでなく脳神経外科でも受診し、MRIなどをやったのですが、結局、「原因は不明」のままで終わっています。

 
 それから、山に出掛けるのが怖くなりました。

 職場や街中なら周囲に多くの人がいますので、次に目に異常が出たとしても助けを求められるでしょう。

 しかし、人の少ない山中で突如、目が見えなくなったら・・・。

 そして、今度は両目がともに見えなくなったら・・・。

 さらに、スマホを持っていてSiriに呼びかけて救急車を呼ぼうとしても、そこが圏外だったら・・・。


 そう考えると、山に行くのが怖くなってしまいました。

 

 といっても、2019年の2回の発症以降、一度も同じトラブルは起きていません。

 そしてリハビリ登山と称して、登山客が多い山や、電波が入りやすいであろう街に近い低山での山行はやってきたのですが、時々当時のショック状態がぶり返してきます。

 今回も、まだ息も切れていない段階でしたが、スマホを観た際に「圏外」だと知り、それ以上、先に進むことができなくなってそのまま下山したのでした。

今回の写真

 とりあえず、再挑戦する時の参考として、途中まで撮った写真を添付しておきます。

 登山口手前。

登山口手前

 

 登山口と脇の駐車スペース。

登山口と脇の駐車スペース

 

 登山口直近の東屋。

登山口直近の東屋

 

 途中のトレイル。

トレイル1
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トレイル4
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アイキャッチ
トレイル11



 なお、今回の山行用にウェアを新調しており、実戦投入しています。

 購入したのは

 ・モンベル ジオライン L.W.(ライトウエイト) 薄手 ラウンドネックシャツ 3562円

ジオライン


 ・モンベル WIC. ライトシングルポケット ショートスリーブシャツ 5720円

WICシャツ


 ・モンベル WIC. ロングスリーブT 2970円

WICロンT

の3点で、今回はジオラインとシャツを着用しました。

WICシャツとジオライン

 

 ジオラインといえば、「速乾」「保温」「制菌・防臭」を謳うアンダーウェアで薄手から厚手まで揃っているので1年中、愛用しています。

 WIC.とは「ウイックロン」のことで、「速乾」「UVカット」「ナチュラルな風合い」を謳っています。

 とりあえず、短い山行だったので、それぞれの効果は実感できませんでした。

 なお、これから暑い時期になりますが、私は夏場でもアンダーはいつも長袖です。

 

 こちらはミドルウエイトです。高山などはこちらでしょうか。

 

 モンベルのシャツはもう1つ欲しいですね。

 

さて、今後はどうする?

 正直、お手上げです。

 原因が分からず、何の治療も出来ていないので、今後、再発する可能性があります。

 それでも山に登るなら、万が一のことを考えて、対策を講じる必要があります。

 とりあえず、ざっとネットで検索してみました。

ココヘリ

 ココヘリの場合、契約して発信機を受領し、それを山行などで携行します。

 そして救助を要請すれば、ヘリが発信機の電波を捜索してくれるサービスのようです。

 問題は、救助要請にスマホを使用することで、圏外ならアウトであること。

 もちろん、家族などに下山予定時刻を伝えておき、それまでに下山しなかったら家族が捜索を要請することも可能ですが、私は独り身・・・。

 お値段もそこまで高くないのですが、私の場合は使えなさそう。

 

 スマホは最後の砦なので、バッテリーを消耗させないためにもGPSが別にあった方が安心です。

SPOT GEN3、SPOT GEN4

 こちらの記事によれば、グローバルスター社の「SPOT GEN」は軌道衛星を使っているので、空さえあればほとんどどんな場所からでもメッセージを送信することができるそう。

 ボタンが幾つかあり、その中の「SOSボタン」を押すと、アメリカの国際緊急対応連携センターに位置情報が送られ、同センターが対象地域の救助機関に救助要請を出してくれるというものです。(「SPOT GEN3」に関する説明文より)

 これはまさに理想的なサービスですね。

 ボタンの位置さえ覚えておけば、いざ両目が見えなくなっても救助を要請可能です。

 このページによれば、先ずは本体を21780円で購入し、さらに使用期間に応じたサービスプランの契約を結ぶ必要があるようで、別に月払いだと2580円、年間一括払いだと25800円、1ヶ月単位での契約だと月3180円が必要となります。

 本体を買って1年契約を結ぶと約5万円で、翌年以降も25800円掛かる訳ですね。

 安心感を得るための必要経費と言えるでしょうか。

 ただ、アマゾンのレビューが海外の方ばかりで英語も分からないので、これらを使って記事にしている日本の方を探してみようと思います。

 まあ、ソロでなく仲間を作って一緒に登れば全ては解決するということは分かっていますが、独りが良いんですよねぇ・・・(-_-;)。

 ということで、今後も探してみますが、とりあえずは購入資金を稼ぐためバイトに勤しみます!

 

 「SPOT GEN3」です。後継機よりも値段が高いのは何故? こちらだけに何か特別な機能が付いているのでしょうか?

 

 こちらは「SPOT GEN4」です。3と比べてボタンの数は減っているような・・・。

 

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