【セミリタイア生活と読書】『アウトドア六法』を読んで

本の写真 セミリタイヤ

 アウトドア好きの方は読んでおいた方が良いです!!

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本書について

本の写真

 

 本書は「山と渓谷社」が出版したもので、副題は「正しく自然を楽しみ、守るための法律」となっており、著者には弁護士や大学教授、元役人などが名を連ねています。

 自然に向き合うとおおらかな気分になり気を緩めがちですが、ひとつ誤ると法律や条例に触れてしまい、いわゆる「犯罪者」となって警察に検挙され、「前科者」になってしまうおそれがあります。

 犯罪経歴は一度付いてしまえば一生消えませんし、本人だけでなく家族や親族が肩身の狭い思いをすることに。
 

 本書ではアウトドアに関連する法律が色々と紹介されているので、しっかり頭に叩き込みましょう!

 

 

 過去の読書記事です。

 

 本書です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アウトドア六法 正しく自然を楽しみ、守るための法律
価格:1,980円(税込、送料無料) (2023/5/9時点)


`

GWは楽しめましたか? 夏休みこそ、良い旅をしたいものです!

 

本書の構成

キャンプ写真

 
 本書は

 第1章 アウトドアアクティビティにかかわる法律や条例
 第2章 山で行うアクティビティにかかわる法律や条例
 第3章 川や湖沼でアクティビティにかかわる法律や条例
 第4章 海で行うアクティビティにかかわる法律や条例
 第5章 都市近郊・公園で行うアクティビティにかかわる法律や条例
 第6章 アクティビティ中の事故にかかわる法律

という構成になっています。

 アウトドアをやっている人なら、どれか参考になるものがあるのでは?


 また、出てくる法律などには

 ・文化財保護法、文化財保護条例
 ・自然公園法
 ・民法
 ・刑法
 ・軽犯罪法
 ・条例
 ・種の保存法
の他
 ・森林法
 ・河川法
 ・水上安全条例
 ・外来生物法
 ・漁業法
 ・都市公園法
など、名前を聞いたことがないようなものが出てきます。

 法律などは「知らなかった」が通用せず、違法であれば検挙されてしまうので、我が身を守るためにも頭に入れておかないといけませんね。
 

 

 過去の読書記事です。

 

 我が身を守るためにも理論武装しましょう!


 

 良い本を見付けたらみんなで情報を共有しましょう!(ネタバレは駄目ですよ)

 

本書を読んで参考になった箇所

山火事注意看板

 
 本書を読み、参考になると思った箇所を抜粋すると

 〇国立公園・国定公園などの自然公園内の特別保護地区・特別地域内では、キャンプ指定地以外での野営は自然公園法違反となる(テントを張れない)
 〇自然公園内の特別保護地区や天然保護区域では、全ての生物の採取が不可で、落ち葉や木の実を拾っても違法になる
 〇登山道をふさぐ枝を払うことは、特別保護地区では違法となる
 〇登山届提出が義務化されている山域があり、出さないと罰金が科せられる場合がある
 〇自然公園の特別保護地区などで焚火をすれば違法となる
 〇山で山菜やキノコを採取する場合、個人所有の山なら所有者の同意が必要で(黙認している場合は別)、自然公園内の特別保護地区の場合は違法
 〇ブッシュクラフトをする場合も山の所有者の同意が必要で、自然公園内の特別保護地区の場合は「木竹の損傷」として違法になる可能性がある

 〇禁猟区だけでなく「保護水面」に指定されたエリアでは釣りができない
 〇偶然、絶滅危惧種が釣れたらすぐにリリースすること
 〇河原や河川敷でテントを張るのは基本OKだが、条例でNGにしている場所もあるので注意
 〇同様に、条例で河原や河川敷での焚火・BBQを禁止している地域があるので注意
 〇天然記念物の場合、故意に触れただけで違法になる可能性がある(触れずに写真撮影などは可)

 〇漁業権が設定されている場合、浜辺に打ち上げられた貝や海藻を持ち帰ると密漁とみなされて処罰される可能性がある
 〇自然公園内や条例でキャンプを規制されている海岸ではテントを張ってキャンプすれば違反となる
 〇海岸管理者や条例により禁止されていれば海岸での焚火やBBQは違法となる
 〇近所の公園や雑木林に生えた山菜やキノコも、採取する場合は原則的に所有者の許可が必要となる

 〇山中での焚火で山火事を起こしたら森林法違反となり、重大な過失(強風で火災注意報が出ている状況に失火)があれば損害賠償を請求される可能性もある

という感じです。

 

 

 

 過去の読書記事です。

 

 ピコグリルが欲しいけど高過ぎ!、手に入らない!という方はこちらはどうでしょう。


 

 凍っている時は保冷剤代わりに、現地で解凍したら焚火で焼いて頂くなんて良いですね。

 

本書を読んだ感想

きのこ採取写真

 
 山や海、川など大自然では自由に振る舞えると思っていましたが、色んな制約があることが分かりました。

 特に特別保護地区や天然保護区域という場所には厳しい制約があり、相当注意しないといけないようです。

 私の場合、ヒロシさんの動画などを観て、これから山でソロキャンプをしたいと考えていました。

 そうなると、当然山に入りますし焚火もすることになるのですが、どの山も国有だったり個人所有のものであるわけですから、事前に下調べが必要だと分かりました。

 まぁ、キャンプ芸人さんのように個人で山を所有するという手もありますが、お金が・・・(>_<)

 

 とりあえず、アウトドア好きで海や山、川に良く出掛ける人は読んでおいて最低限の知識を得ておいた方が良いです。

 法律は知っている人だけを守ります。!

 

 

 過去の読書記事です。

 

 マルチツールは便利ですが、ナイフが含まれているなら普段は持ち歩かない方が無難。刃体が短くても軽犯罪法違反に問われる恐れがあります。


  

 色んな所に出掛けて、コロナで失われた時間を取り戻しましょう!

 

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